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「私の人生、仕事しかない」とふと思った日に気づいたこと

予定表に、仕事以外の予定が1つもなかった

あのとき私が諦めたのは、楽しみにしていたイベントのチケットでした。

推し活は、知り合いのいない土地で暮らす私の数少ない楽しみ。コンサートも対面イベントも、行けるなら行きたかった。

でも、仕事が休めない。

日程が出るたび、まず考えるのは「その日、休めるかな」でした。答えはたいてい同じ。

何度目かに諦めたとき、ふと思ったんです。

私の人生、仕事しかない。

意外だったのは、悲しくならなかったこと。もう慣れていたんですね。

予定表を開いても、並んでいるのは仕事の予定だけ。休みの日に何をしたかは思い出せない。

そういう毎日が、いつのまにか普通になっていました。

「忙しいから」ではなく、諦めるのが習慣になっていた。

問題は、時間がないことじゃなかった。諦めることに慣れてしまったことのほうが大きいと思います。

最初のうちは、ちゃんと悔しいんです。行きたかったな、と思う。

でもそれが続くと、悔しがるのをやめます。「どうせ休めないし」と、聞く前から自分で結論を出すようになる。そのほうが楽だから。

そして、次の段階が来ます。

何がしたかったのか、思い出せなくなる。

これ、「時間がない」より厄介だと思うんです。時間は作れば作れる。でも、やりたいことのリストが空っぽだと、時間ができても何をすればいいかわからない。

休みの日にぼんやりして一日が終わる。あの感じの正体は、たぶんこれでした。

思い当たることはないでしょうか。

• 誘われたとき、日程を聞く前に断り方を考えている
• 「今度ね」と言ったきり、その今度が来ていない
• 休みの日の予定を、疲れない順で選んでいる

忙しい人なら、だいたいやっていることだと思います。私もそうでした。

ただ、これが何ヶ月も続くと、忙しさの話ではなくなる。仕事が生活の全部になっても、誰も止めてはくれないんですよね。

何から動けばいいかわからない人は、意志が弱いわけじゃない。ただリストが空っぽになっているだけ、かもしれません。

この記事に書いてあること

ここから先に書くのは、次の3つです。

• 「仕事しかない」状態がどうできあがったのか、私の場合の経過
• 気づいたあと、実際に動いた順番(3段階)
• 自分の状態を確かめる10のチェックリスト

つまずきやすい場面と、その対処も入れました。

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