グラインドハウス
予予自分はタランティーノファンである。
タランティーノは「10作映画を撮ったら引退する」と公言しておりこの記事を書いている2025年6月時点ですでに9作目となっており、最新作はワンス・アポン・ア・タイムインハリウッド。
タランティーノ作品は9作しかないのだからとりあえず見られるものは見ておこうということで最近になってやっとグラインドハウスのDVDボックスを中古で買った。
グラインドハウスはアンソロジー映画という扱いで、別々の監督が撮った本編2本とその間に差し込まれる実在しない映画のCM5本で構成されている。通しでみると3時間ほどあり、サブスクには見当たらないのでDVDボックスを買ってみることにした。
もともとなんと6枚組10000円ぐらいの定価でコンプリートボックスなるものが売られていたようだが今なんとアマゾンの中古でそれが1500円程度で買えたのですぐポチり。
重厚感のあるBOXでしかもシュリンクまで付いているとても状態の良いものだった。所有感も良い。
6枚のうち1枚が本編2本と偽のCMを合わせた通しの内容になっており、ひとまずそれを見ることに。
本編というのはロバート・ロドリゲス監督のプラネット・テラー、そしてクエンティン・タランティーノ監督のデス・プルーフの2本である。まずプラネット・テラーから入り、その間に偽のCM、その後デス・プルーフという順番だ。
B級映画っぽいテイストで作られているという程度の前情報だけで見たが、B級映画っぽいなと思うのは実際1本目のプラネット・テラーだけでデス・プルーフについては「ただただタランティーノっぽいな」と思うぐらい2本の毛色が違った。
日本人の僕からするとアメリカのB級映画ってなんとなくのイメージでしかないが、そんな僕でもプラネット・テラーのB級映画感は笑ってしまうようなものだった。あの感じを狙って出せるのはすごい。ヘタウマの境地みたいな映画だった。プラネット・テラーについては見て1ヶ月も経ってないのにラストがどんなだったかすら覚えていない。それぐらいのB級感である。
それでもワンシーン毎のパンチは凄まじく、その中でも印象的だったのがこのシーン。

POP YOURSのPUNPEEのこれはプラネット・テラーのオマージュだったんじゃないかと気付いたワンシーンだった。

そしてデス・プルーフである。
ネタバレなしで書くとやはり痛快。タランティーノの映画は痛快だから好きだ。映画オタク丸出しの全くわからないがなにかのオマージュなんであろうシーンの連発、監督がやりたいだけであろう無駄にグロい描写、めちゃくちゃわかりやすい勧善懲悪。
映画を見ながら「いけいけ!」と言ってしまいそうになる展開を作るのが上手い。そして最後ちゃんと気持ちいい。
ほとんどプラネット・テラーの話になってしまったが間の偽のCMも含めて楽しい映画だった。地方都市のがらがらのシネコンとかで見るのが一番合いそう。どこかリバイバル上映とかしてほしいが全くそんなことにはならなそうだなあ。
