あなたの吐息は
喉の奥深くからこみ上げてきて
舌の上を転がり
唇からはじき出されて
初めて
あなたの詩となる
あなたの唇から
こぼれ落ちた詩は
夜道をひとり歩く私に
そっと寄り添う月灯りのよう
桜舞い散る中
夏の木漏れ陽の中
潮風が頬をなでる中
一面の落葉の中
降りしきる
雪の静けさの中
あなたの知らないところで
あなたの詩に
あなたの声音に
誰もが
恋をする
夜道をそっと照らす月灯りのように
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最後まで読んでいただき有難うございます。
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