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「電気愛」に気づかされたあの日。私が技術者の育成に懸ける理由

皆さん、こんにちは!本日は少しだけ、私の「原点」についてお話しさせてください。

今でこそ、こうして電気の楽しさを発信していますが、かつて私は電気理論の研修講師として、教壇に立つ毎日を送っていました(注:今もですが)。 当時の受講生の皆さんは、正直に申し上げまして、全員が「電気に興味津々!」というわけではありませんでした。むしろ「難しそうだな……」という戸惑いの方が大きかったかもしれません。

「どうすれば、この無機質な数式に体温を宿せるだろうか?」

「どうすれば、電気の仕組みを身近に感じてもらえるだろうか?」

そんな思いから、身近なものに例えて解説したり、思わずくすっとしてしまうようなエピソードを交えたりと、試行錯誤の連続でした。


予期せぬ場所からもらった、最高のご褒美

そんなある日のことです。

当時、今は定年退職された私の上司が、ふらりと研修を覗きに来てくれました。

研修が終わり、ほっと一息ついた私に、その上司はこんな言葉をかけてくださったのです。

「研修を見させていただき、ありがとうございました。私は文系なので電気の専門的なことは分かりませんが、とても分かりやすい内容でした。 そして何より、あなたが電気のことを本当に好きなんだということが伝わってくる、とても良い研修でしたよ。」

その瞬間、私は雷に打たれたような衝撃を受けました。

まさに「想定外」の言葉だったからです。

実は私、高校・大学での専攻は電気ではなく「電子」でした。

どちらかと言えば、電気という分野にはこれまで散々苦労させられてきた記憶しかなく(ちなみに、電子にも苦労させられました)、自分自身で「電気が好きだ」なんて、一度も思ったことがなかったのです。


「好き」を形にするための挑戦

けれど、第三者の目には、必死に知識を伝えようとする私の姿が「電気愛」に溢れているように映っていた。

客観的なその一言が、私の心のスイッチを押してくれました。

「よし、それならば本当に、電気を心から好きになってやろうじゃないか!」

そう決心してからの行動は、自分でも驚くほど加速しました。

まずは当時未取得だった「第二種電気工事士」を手にし、キャリアの安定とさらなる高みを目指して「電験三種」という大きな壁に挑みました。必死に食らいつき、合格を掴み取った時のあの達成感は、今でも忘れられません。

そして現在は、さらに高い山である「電験二種」合格という目標に向けて、日々研鑽を積んでいます。


このnoteに込めた「私の公式」

私がこのnoteを始めた理由。その根っこにあるのは、あの日上司からもらった言葉です。

かつての私と同じように電気の迷路で立ち止まっている方、そして、これから技術者の道を歩もうとする未来のプロフェッショナルたち。

そんな皆さんの力に、ほんの少しでもなりたい。その一心で筆を執っています。

時々、趣味である多肉植物の成長に目を細めたり、とりとめもないエッセイ(風頭優雨華シリーズ)に脱線したりすることもあります。けれど、私のすべての活動のセンターピンは、いつだって「電気」なのです。

ただ、資格試験の硬い解説ばかりでは、本当の意味での「ワクワクする楽しさ」は伝わりにくいかもしれません。

まずは「面白い!」という直感を持っていただくこと。それこそが、技術への一番の近道だと私は信じています。


次のステップへ

そこで近いうちに、これまでの資格対策とは少し趣向を変えた、新しい試みを始めようと考えています。

技術的なハードルを一度横に置いて、「電気ってちょっと面白いかも!」「電気のことが少しわかった!」と、心から感じてもらえ、そして少しでも電気の勉強になるような記事をお届けしていく予定です。

かつての上司が私に気づかせてくれた「伝える楽しさ」。

今度は私のこのnoteを通じて、読んでくださる皆さんの心に「電気への興味」という灯を灯していければ幸いです。

さあ、次はどんな面白い「電気の物語」をお伝えしましょうか。

これからも、どうぞよろしくお願いいたします!


マガジンに取り上げていただき、ありがとうございます!


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