【115km・カミーノ巡礼】ママという役割から離れて、自分と向き合う1週間への挑戦
Guten Tag!
ドイツ駐在帯同中、1歳の双子(もうすぐ2歳)のママと
ライフキャリアコーチをやっています、しっちゃんです。
あちこちでは話していますが、
いよいよ今日、スペイン・カミーノ巡礼の旅に出発します。
カミーノ巡礼(カミーノ・デ・サンティアゴ)
スペインにある"サンティアゴデコンポステーラ"を目指して
世界中の人が歩く巡礼路のこと。
中世から続く歴史ある道で、今は信仰に関係なく、
自分と向き合いたい、人生を見直したい、などの
精神的な理由を持って歩く人も多い。
距離、歩く道も様々なルートがありますが、
私は一番有名な「フランス人の道」より、
巡礼証明書がもらえる最短区間を歩けるサリアから出発します。
約115kmの旅路を、5日間で歩く予定です。
1.カミーノを知ったきっかけ
昨年末、家族でスペイン・サンセバスチャンに旅行に行きました。
そのことをインスタグラムでシェアした時に、
友人が「巡礼道の場所だよね!」と連絡をくれて
はじめてその存在を知りました。
調べてみると「何だか面白そう」で、
富士山に登りにいくような感覚で
いつか挑戦してみたいと思っていました。
さらに、そのタイミングで門を叩くことになったマイコーチが
カミーノ巡礼経験者&しかも人生が全方面で変わったと
シェアしていて、ますます興味がわきました。
そんな時に2025年の目標として
最初に思い浮かんだのが「一人旅をすること」。
でも、別にキラキラした観光都市を巡りたいわけではない。
もしそんな時間をもらえるなら、自分の糧になることをしたい。
それなら「カミーノ巡礼」がぴったりなのではないか?
そう思い始めたら一直線!
時に諦め、葛藤をしながらも、今日が出発日です。
2.私がカミーノを巡礼する4つの理由
あらためて、なぜ私がカミーノを歩くのか、
何を求めていくのかについて考えてみた時に
以下の4つが思い浮かびました。
①母親の役割を離れて「わたし」になる
②誰かのせいにしてやらない自分から抜け出す
③ずっと根にある「世界」への想いを体現する
④予定調和では生まれないものに出会いに行く
①母親の役割を離れて「わたし」になる
②誰かのせいにしてやらない自分から抜け出す
旦那が先に渡独して単身赴任の中、
妊娠・入院・出産を日本でして、
8か月までは実家でお世話になりながら
一人で必死に子育てをする日々を送ってきました。
ドイツでも子どもたちの保育園も決まり、
2025年は自分のことにも力を入れる1年にするぞ!
…と思いきや、年明けすぐから3月頃まで、
主人も子どもも、代わる代わるにずっと体調を崩し
保育園はお休み&呼び出しの日々。
さらには頑張って4か月の慣らし保育を終えたところで
「国内転勤」の辞令があり引っ越し確定。
また生活を一から整えていくのか?
自宅保育の日々が続くのか?
2月~3月頃の私は荒れに荒れていました。
みんなのせいで私は何もできない。
こんな生活をしたくてドイツに来たわけじゃない。
そんな風に家族を責めて、被害者ぶって生きていました。
そんな時に、お願いすることになったマイコーチに言われたのが
「やる人は何があってもやるし、やらない人はその理由を引っ張ってくる」
ということ。
頭をガツンと殴られたような感覚でした。
私はずっと、自分がやろうとしていないことを
周りのせいにして「できない」と責任転嫁をしていたのだと
気が付かされました。
そして、「ママであること」に
自分をがんじがらめにしていたのも自分自身だと思いました。
だから、母親の役割から離れて、
本当に自分がやりたいことに挑戦する1週間を
多少周りに迷惑をかけたり無理をしてでも
作ってもいいのではないだろうか、と考えました。
不思議と、カミーノ巡礼を決めた瞬間から
「自己犠牲心」がすっと和らいで、
自分で人生の舵取りをしている実感が得られるようになりました。
③ずっと根にある「世界」への想いを体現する
急に大きな話になりますが(笑)
高校生の時に1か月留学したオーストラリアでの経験から
「世界中の分断や対立をなくす小さなきっかけを作る」ことが
私の中での大きな問題意識であり、軸でした。
(これまでのキャリアプロセスもその軸はぶれていません)
それなのに、念願だった海外に住んでいる今、
ローカルの人と積極的にコミュニケーションをしたり
飛び込んでいくことを避けている自分がいます。
(今までは、仕事や語学学習、異文化交流の場など、
そういうことのハードルが低い場所にいたんだな、と今更気づきます)
でもこの帯同期間、何をやらないか後悔するかを考えると
「(国籍問わない)友達100人できるかな」であり、
ここでしか出会えない人と関係を作ること
ここにいるからこそ体感する価値観にどっぷりつかること、だと思いました。
なので、その環境に強制的に身を置いてみようと思いました。
④予定調和では生まれないものに出会いに行く
これまでの経験やコーチングを通して
自分の視野や価値観を超える出会い、出来事が
自分の人間性を大きく成長させてくれると感じています。
駐在帯同中、子育て中ということで、
社会や人との接点が少なくなってしまった今、
色々とあれこれトライしたり参加しているものの
「自分が選ぶ範囲」を超える出会いや気づきが
生まれにくくなっているかもしれない、と思いました。
世界中から色々な想いを持って色々な人が集まり
そして巡礼した人がみんな「人生が大きく変わる」ような
経験や気づきを持ち帰ってきているカミーノ。
ここで何か新しいものが生まれるかもしれないし、
そうではないのかもしれない。
でも、少なくとも「カミーノ巡礼」自体が
私の固定観念やこれまでの経験値を超えるような挑戦なので、
そんな可能性に挑戦してみたいと思いました。
3.私のカミーノのテーマ
そんな思いを持って挑戦を決めたカミーノ。
準備をするプロセスでも沢山の感情、思考が巡っていますが
マイコーチに思いのままに送った文章に書いていたのは
自分の可能命が一番輝く人生を信じ、前に進むこと
そのプロセスにおける出会いや繋がりを味わうこと
という言葉でした。
この言葉より先にわいていたイメージは
前職で扱っていた、インドネシアのダイヤモンドで作るジュエリーです。
ダイヤのクオリティは、4Cという、
カラット、輝き、色、透明度で評価されて値段も決まります。
でもそれが本当に価値を示すものなのか。
小さくても、黄味ががかっていても、そのダイヤは美しい。
そして、インドネシアの職人が、画一的なカットではなく、
そのダイヤひとつひとつが一番輝くように、
熟練の職人技と勘で、手仕事で仕上げていました。
私はその哲学に心から共感をし、
その哲学と共にお客様の大切な相棒として旅立っていくことに
心からの喜びを感じていました。
でも、この思いを今の自分自身に重ねてみると
頭と口ではそうだ、と思いながらも、やっぱり世間一般に
クオリティが高いとされるダイヤに憧れていたり、
その4Cを磨くことに固執していた気もします。
いろんな役割やバックグラウンドから離れて
ただ、私、という存在が
世界中から集まるいろんな価値観を持つ人たちと
ただ歩き、寝食を共にする七日間。
これまでのいろんな積み重ねてきたものと向き合いながら、
自分の命が一番輝く人生へのヒントを掴みたいと思っています。
そうも言っていられないことも色々起きるかもしれません。
だからこそ、(精神的に)丸裸な自分で歩いてみたいな、と思いました。
そして心に沢山スペースをあけておいて、
舞い込んできた自分のこと、相手のこと、すべてのことに
これまでの思い込みで「ジャッジ」することをやめて、
どんなことも受け止めたり、咀嚼してみたり、
そんなことを味わってみたいです。
と、かっこよくまとめましたが
正直どうなるにか想像がつかない、というのが
正直な気持ちです。
つい準備して、想定して、日々を過ごしてしまう自分だからこそ
予定調和では生まれない発見を味わいたいと思います。
このnote、またはインスタグラムで
巡礼の様子をシェアしていこうと思っていますので
ご興味ある方はぜひみてもらえると嬉しいです‼︎
