「隠れデジタル赤字」▲45兆円の衝撃~経産省報告の読み方~
新推計モデルが示すデジタル赤字の未来
米中協議の妥結で大賑わいの金融市場ですが、この辺りを含めた所感などは別の機会に論じたいと思います。明日(5月13日)のモーサテに出演させて頂きますので、少しコメントの機会もあるかもしれません:
今回は全く別のお話です。去る4月30日、経産省大臣官房「若手新政策プロジェクト PIVOT」から「デジタル経済レポート:データに飲み込まれる世界、聖域なきデジタル市場の生存戦略」と題した報告書が公表されました。
実はこのレポート筆者も校閲者としてドラフト段階から参加させて頂いているレポートであり、相応に照会も頂くため、この場を借りて問題意識を共有させて頂きたいと思います。恐らく全部読むのは大変だと思うので、私から重要と思われる部分を解説させて頂こうと思いました。
なお、今回、前・後編で2本に分けます(長いから、です)。なお、既に今月は3本配信しており、前・後半で配信するとスタンダードプランの5本が埋まってしまうことになるので、今回はマスタープランでの配信とします。先月、「テーマによって配信を分ける工夫も欲しい」といったご主旨のご指摘もありましたので、試験的にやってみたいと思います(テーマ選定は実務上難しいので、今後どうするかは分かりません)。:
https://www.meti.go.jp/press/2025/04/20250430004/20250430004.html
報告書は現在を「聖域なきデジタル市場」時代と定義した上で「サービスの付加価値を規定するソフトウェアが売れないとハードウェアも売れない」という核心に言及するところから始まります。要するに「モノ(ハード)を売る前提としてサービス(ソフト)が必要」という考え方です。
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