【売れる方法よりも、先に伝えたいこと】それでも私は、あなたに書き続けてほしい
毎日、記事を書いている。
時間をかけて言葉を選び、何度も読み返し、「これなら誰かの役に立てるかもしれない」と願いながら投稿する。
それなのに、思うように読まれない。
スキは増えない。
有料記事も売れない。
そんな日が続くと、いつしか「文章」ではなく、「自分自身」が否定されたような気持ちになることがあります。
私にも、そんな時期が何度もありました。
だから今日は、「売れるテクニック」を書こうとは思いません。
もちろん、販売戦略や構成、タイトルの付け方には大切な考え方があります。
私もそれを学び、実践してきました。
でも、それ以上に大切なものがあると、今は感じています。
それは、「誰のために書くのか」ということです。
私は以前、「売れる文章」を追いかけていた時期がありました。
伸びている人のタイトルを研究し、構成を真似し、売れている記事を何本も読みました。
勉強になったことはたくさんあります。
けれど、不思議なことに、真似をすればするほど、自分の文章から「自分」が消えていく感覚がありました。
書いているのに、どこか空っぽ。
読まれても、心が満たされない。
そんな日々が続いたのです。
ある日、読者の方から一通のコメントをいただきました。
「この記事を読んで、今日を生きようと思えました。」
その一文を読んだ時、私は気づきました。
人は、完璧な文章に救われるのではない。
「この人も苦しんできたんだ。」
そう感じた時に、心が動くのだと。
私は、人生で多くの遠回りをしてきました。
失敗もありました。
挫折もありました。
誰にも理解されない孤独も経験しました。
だからこそ今、思うのです。
遠回りは、決して無駄ではなかったと。
あの苦しみがあったからこそ、今の言葉があります。
あの涙があったからこそ、誰かの涙に気づけます。
人生の傷は、隠すものではなく、誰かを照らす灯になることがあるのです。
よく、「文章力があれば売れる」と言われます。
もちろん、文章を磨く努力は大切です。
でも、それだけではありません。
読者が本当に求めているのは、「正しい情報」だけではなく、「理解してくれる人」です。
「この人なら、私の気持ちを分かってくれる。」
そう思えた時、人は初めて心を開きます。
だから私は、文章を書く時、いつもひとりの顔を思い浮かべます。
画面の向こうにいる、たったひとり。
今日、誰にも言えない悩みを抱えている人。
自分には価値がないと思い込んでいる人。
その人に届けばいい。
そう思って書いています。
数字は気になります。
私も同じです。
スキの数も、フォロワーも、有料記事の販売数も見てしまいます。
でも、それだけを追いかけ始めると、苦しくなります。
書くことが、「誰かのため」ではなく、「数字のため」になってしまうからです。
そんな時は、初心に戻ります。
「私は、なぜ書き始めたのだろう。」
その問いを、自分に返します。
すると、答えはいつも同じでした。
誰かを励ましたかった。
苦しかった自分と同じような人に、「あなたは一人じゃない」と伝えたかった。
それだけだったのです。
売れる人には、共通点があります。
それは、文章が上手な人ではありません。
自分を飾らない人です。
強がらない人です。
失敗も、迷いも、悔しさも、正直に書ける人です。
読者は、その誠実さを見ています。
だから私は、これからも格好をつけるより、本音を書いていきたいと思います。
上手に見せることより、正直であることを選びたい。
その積み重ねが、信頼になると信じているからです。
もし今、あなたが売れなくて苦しんでいるなら、ひとつだけ伝えたいことがあります。
焦らなくて大丈夫です。
あなたが経験してきたことは、誰にも真似できません。
遠回りした人生も、悩んだ日々も、涙を流した夜も、全部あなたの財産です。
その経験が、いつか誰かを救う言葉になります。
だから、自分の人生を信じてください。
私は、売れる記事よりも、読み終えたあとに誰かが少しだけ前を向ける記事を書きたいと思っています。
もし、その結果として売れるなら、それはとてもありがたいことです。
でも、一番うれしいのは、「読んでよかった」と言っていただけること。
その一言が、私にとって何よりの報酬です。
だから今日も、私は書きます。
まだ出会っていない、たったひとりのために。
それが私の本音であり、変わらない答えになります。
Photo & philosophy donchan
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