【もう限界だと感じているあなたへ。どうか、今日はただ息をしているだけでいい】
もし今、スマートフォンの画面を見つめながら、「もう疲れた」「全部やめてしまいたい」と一人で膝を抱えているなら、少しだけ私に時間をくれませんか。
これは、世界中の誰でもない、今これを読んでいる「あなた」に向けて書いています。
生きていれば、自分ではどうしようもない出来事が押し寄せてくることがありますよね。
どれだけ真面目に生きようとしていても、どれだけ誠実に努力を重ねていても、
理不尽なトラブルや別れ、病気、あるいは言葉にできない絶望は、前触れもなくやってきます。
誰にも理解してもらえず、暗い部屋で一人で涙を流す夜。
そんな時、あなたは「自分がダメだったんじゃないか」「もっと頑張っていれば」と、
自分自身を激しく責めてしまっていませんか?
でもね、伝えたいことがあります。
人生には、あなたの力ではどうにも変えられない運命のようなものがあります。
だからこそ、あなたが背負う必要のない責め苦まで、自分に課さなくていいんです。
あなたが今変えられるのは、「今日という日をどう過ごすか」だけ。
私はこれまで六年以上、波乱に満ちた道を歩んできました。
信じていた人に利用されたり、命の危険を感じるような暗闇の中に落ちたりしたこともあります。
夜が来るのが怖くて、朝が来るのがもっと怖くて、「もう私の人生は終わりだ」と何度も諦めそうになりました。
それでも、こうして今、あなたに言葉を届けています。
長年歩んできて分かったのは「一度も転ばない人が強いのではない」ということです。
何度泥だらけになっても、立ち止まりながらも、また顔を上げようとする人こそが、本当の意味で強いのだと。
人生はよく山登りに例えられますが、いつでも元気に歩けるはずがありません。
途中で息が切れ、足が動かなくなり、「ここで諦めたら楽になれるのかな」と思うのはごく自然なことです。
だけど、一歩でいい。
ミリ単位の前進でいい。
あるいは、前進すらできずにその場にうずくまっていてもいい。
立ち止まることは、負けることではありません。
休むことも、生き残るための立派な技術です。
焦って無理に走ろうとすれば、心は破裂してしまいます。
だから今日は、逃げてもいいし、泣いてもいい。
弱音を吐いて、誰かのせいにしたって構いません。
ただお願いです。生きていてください。
明日、一ミリでも心が軽くなったら、それで百点満点です。
人生は劇的な一日で一変するものではありません。
けれど、投げ出さずに重ねた小さな「今日」が、確実にあなたを違う未来へ運んでいきます。
かつて私が経験したあの地獄のような日々も、今振り返れば無駄ではありませんでした。
自分が深く傷ついたからこそ、今こうして傷ついているあなたの痛みが、他人事ではないと感じられる。
誰かの悲しみに、本当の意味で寄り添えるようになったからです。
傷ついた分だけ、人は優しくなれます。
だから覚えていてください。
あなたは今、長い物語の「途中」にいるだけです。
今見えている真っ暗な景色が、あなたの人生のすべてではありません。
雨の日も、濃い霧で前が見えない日もあります。
けれど、歩みを止めなかった人だけが到達できる、
あなただけの景色が必ず待っています。
それは他人の評価やスピードとは関係のない、あなただけの特別な景色です。
人生は誰かと競うレースではありません。
あなたの歩幅で、あなたのペースで進めばいい。
いつかあなたが笑顔を取り戻し、過去を振り返った時に、
「あの時、消えてしまわなくて良かった」
と思える日が来ることを、私は心から信じています。
人と比べて勝つことが人生の勝ちではありません。
どんなに打ちのめされても、自分を見捨てなかった人。
苦しみの中で本当の優しさを手に入れた人。
「それこそが本当の強さであり、私は『あなた』の中にその強さがあると信じています。」
Photo & philosophy donchan
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