夜、ひとり静かな部屋で画面を見つめているあなたへ。
誰かの心ない言葉に傷ついたとき。

予想もしない出来事に足元が大きく揺らいだとき。
「どうして自分だけ、こんなに弱いのだろう」と、胸の奥がぎゅっと苦しくなる夜はありませんか。
世間はよく「動じない心を持とう」「いつも冷静でいよう」と言います。
でも、本当に強い心というのは、何も感じない鉄のような心のことではないはずです。
誰だって、予期せぬ事故や突然のトラブルに直面すれば、心臓が跳ね上がり、パニックになり、焦ります。
それは人間として当たり前の、とても自然で温かい感情の働きです。
動揺してしまう自分を、「まだまだダメだ」と責める必要はどこにもありません。
本当の「動じない心」とは、揺れないことではなく、「揺れたあとに、ちゃんと自分の場所へ戻ってこられること」です。
1. 揺れる自分を、そのまま抱きしめる
感情をコントロールしようと必死になるときほど、私たちは自分の気持ちを力づくで抑えつけようとしてしまいます。
「怒ってはいけない」「不安になってはいけない」と。
けれど、溢れ出そうとする感情を否定すればするほど、心は悲鳴をあげます。
焦ったときは、「ああ、私はいま、すごく焦っているんだな」「怖かったんだな」と、
ただそのまま受け止めてあげてください。
自分の気持ちのいちばんの理解者でいてあげること。
その「自己肯定感」こそが、荒れた心を静める最初の温かい光になります。
2. これまで越えてきた夜が、あなたの盾になる
あなたが今日まで歩んできた道のりを、少しだけ振り返ってみてください。
これまでにも、生きていけないと思うほどの失敗や、涙が止まらない夜、
消えてしまいたいほどの悲しさがあったはずです。
それでもあなたはいま、こうして息をし、今日という日を生き抜いています。
あなたが流してきた涙も、眠れずに過ごした夜も、すべては無駄ではありません。
それらはすべて、あなたの中に「経験」という揺るぎない根っこを張り巡らせてくれました。
どんな嵐が吹き荒れても、あなたの根っこは絶対に抜けません。
あなたには、すでに乗り越えてきた実績があるのですから。
どうか覚えていてください。
焦ってもいい、泣いてもいい、取り乱しても大丈夫です。
傷つき、揺れながらも、一生懸命に自分の人生を生きているあなたの姿は、
それだけで十分すぎるほど強くて、美しいのです。
今夜はどうか肩の力を抜いて、これまで頑張ってきた自分自身を、優しくねぎらってあげてくださいね。
私も過去にいろいろな場面に遭遇した経緯があり、動揺して、自分を見失うことがありました。
それが本当で、真実になります。
だからこそ、あなたへ向けてこの記事を書きました。

Photo & philosophy donchan
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