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黒木華『NORA』観てきました

この新演出、大好きでした。

無機質なスマホの冷んやりとした舞台美術もよかった…🍧

でも!もちろん、それ以上に!
多くのセリフ(「NORA」公式サイトによれば8割以上😳)がスマホ上のチャットとして舞台を飛び交うという想像以上の展開。

そのスピード感に役者たちが全員突き動かされ、追い詰められる、劇場の外では毎日毎秒繰り返される生々しさ。

時にはLINEの会話の沈黙におびえたり、でも、相手がいま答えを書こうとしている事だけはわかったり…。
わたしたちがスマホのショッキングなメッセージにおびえ、喜び、自分が一瞬どこで誰といるかも忘れてしまう、あの感覚を黒木華、瀧内公美らと共有しながら舞台は進みます。

プレイハウスのバーは新しくなり、幕間らしいひと時を提供中

役者が口から言うセリフなら、「いま何か言いそう」と予想できます。
でも、スマホは何も予告してくれませんからね、嬉しい話も、恐ろしい話も。

こんな演劇も発想も、初めてでした。
休憩の時、カフェで見つけた友人にわたし、「物凄く面白い…」と挨拶もせずに突然話しかけてました。わたし😆

だから、これを約2時間演じ続けた黒木華と瀧内公美。
2人の女優が終始この2つの世界を身体ごと演じ、心震わせ続けたエネルギーたるや、凄まじいだろうとり
でもそれが、現代の新しい美に、気づかせてくれたわけです。

あ。
黒木華、瀧内公美、なんと「光る君へ」で道長を争ったライバル同士ではありませんか。(いま気がつくのか💦)

まどろっこしい言い方は、公式サイト以上のネタバレしないための配慮もあり…スミマセン🙇‍♀️

★7/26まで東京芸術劇場プレイハウスにて。開演1時間前から当日券出る予定。

わたしが観た18日、2階はまだ余裕があったので、チャンスあるかもしれません。(行かれる方は必ず劇場公式サイトでご確認を。)

ただ、古典は古典らしく、朗々としたセリフ回しで観なきゃ、と言う人には向かないのかも?
その代わり、
「スマホに振り回されながら人生を生きている」と胸を張って言える人には、「わ、わたしは黒木華だ!」と言える稀有なチャンスかもしれません。(わたしもそのひとりw)


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