東京ダービーの結果 〜羽田盃のデジャヴ〜
今年も二冠馬が誕生しました。
勝ったのは、羽田盃に続きフィンガー。2着はシルバーレシオ、3着はリアライズグリント、4着はロックターミガン。
つまり、JRA馬が上位を独占しました。
◆ レース前
評価はJRA馬に偏っていました。
単勝人気は、1番人気から順に、シルバーレシオ(2.2倍)、フィンガー(2.8倍)、ロックターミガン(5.2倍)、リアライズグリント(7.5倍)。
5番人気のサンラザールは23.6倍と、離されていました。
◆ レース展開
大筋では、羽田盃と同様の展開となりました。
そして、フィンガーの強さ、タフさが際立ちました。
(1) スタート
注目したスタートでは、羽田盃と同じく、リアライズグリントが躓きました。
しかし、羽田盃ほどは遅れませんでした。
ロックターミガンは絶好のスタートを切りました。それを外から被せて、フィンガーが捲って、ハナを主張しました。
ロックターミガンは「共倒れ御免」とばかり、競らずにハナを譲りました。
(2) 道中
フィンガー、ロックターミガン、リアライズグリントが、順番に並びます。
シルバーレシオは中団、前から10番手あたりのポジションをとりました。
最初こそハイラップでしたが、600〜1000mで、ペースが緩みます。
(3) 4コーナー
4コーナー手前で、逃げるフィンガーの後ろまで、ロックターミガンとリアライズグリントが迫ってきます。
この光景は、羽田盃のデジャヴでした。
後方から上がってきたシルバーレシオは、内側に潜り込めず、4コーナーで膨らんでしまいます。
そのため、進路は自ずと大外になります。
(4) 直線
直線に向くと、先ずはロックターミガン、続いてリアライズグリントの脚がいっぱいになります。
そこを大外からシルバーレシオが猛追します。しかし、1馬身強に差が詰まったところがゴールでした。
◆ フィンガー
昨日は553kgと、メンバー最重量でした。
ハナを奪うと、自らペースの上げ下げを行ない、タフな展開を演出して先行馬を潰します。その上で、追い込み馬とはセーフティリードを保ったまま、ゴールしました。
フィンガーの強さが際立ったレースでした。
◆ 戸崎騎手
鞍上の戸崎騎手は、大井時代に4回東京ダービーに勝利していました。
しかし、三冠レースになってからは、初優勝となりました。
故郷に錦を飾った勝利、とても嬉しそうでした。
◆ レースを終えて
昨年の二冠馬ナチュラルライズも東京ダービーを逃げ切りました。
しかし、操縦性は、フィンガーの方が遥かに高そうです。
なので、ダート三冠整備から3年目に、三冠馬が誕生するかもしれません。
身体が大きいので、足元の怪我に気を付けて、秋に再び勇姿を観たいと思います。
また、ケンタッキーダービーを沸かしたダノンバーボンは、骨折により年内休養です。
そのため、2強の激突は来年まで持ち越しです。
