不来方賞の紹介 〜JDC前哨戦〜
9月2日(火)に行われる不来方賞(2000m @盛岡 G2級)のことを紹介します。
◆ 不来方(こずかた)賞のこと
最初に、不来方は「こずかた」と呼び、盛岡の旧称です。
昨2024年、武豊騎手が勝利ジョッキーインタビューで「一昨日までなんて読むレースかわからなかった」とコメントし、観客の笑いを誘っていました。
2023年まで岩手三冠の1戦でしたが、2024年のダート3歳路線の大改編に伴い、G2級の交流重賞に格上げされました。
合わせてダート三冠の最終戦ジャパンダートクラシック(JDC)のトライアルレースになりました。
優勝馬には、JDCへの優先出走権が付与されます。
昨年はサンライズジパングが勝利。JDCでも3着と好走しました。
彼はその後も重賞2勝、今春のフェブラリーSでは2着と活躍しています。
◆ JDCのこと
3歳ダート路線は、国内では三冠レースの2戦(羽田盃と東京ダービー)、中東や米国への海外遠征と複線化が進みました。
JDCは3歳の優駿が1回だけ集まる、世代王座決定戦の様相を示す、とても価値の高いレースに仕上がりました。
昨年の覇者はフォーエバーヤング。
彼に真っ向勝負を挑んだ各馬の熱き戦いぶりにも感動した、素晴らしいレースでした。
◆ 多士済々な参戦メンバー
今年のJDCでは、整備2年目にして、ナチュラルライズが初の三冠馬になるかに注目が集まります。
不来方賞は、彼への挑戦権獲得レースという位置付けです。
◆ 春の二冠レース出走馬
春の二冠レース出走馬は、なぜかただの1頭もエントリーがありません。
また、岩手以外のNARからの出走馬もいません。
◆ JRA組
最注目馬はナルカミ(JRA所属)です。4戦3勝、しかも新馬戦は2秒差の大差勝ち、前走も2着に5馬身差をつけた快勝です。
敢えて不安点を挙げれば、初のNAR競馬場、1敗している左回りということくらいです。
その他のJRA勢も、JDC出走権獲得に向け、豪華なメンバーが集まりました。
・ハグ:5月のリステッド競走1着。過去7戦2勝。
・メイショウズイウン:過去9戦3勝2着4回3着1回4着1回と安定。
・ルヴァンユニベール:前走レパードS2着。過去7戦2勝2着2回3着1回4着2回。
・ロードラビリンス:前走レパードSは敗れるも、その前2連勝。過去9戦3勝。
◆ NAR組
・リケアカプチーノ:高知デビューから岩手に転厩。前走古馬混合の地方重賞を快勝。過去11戦7勝。
・サンロックンロール:門別デビューから佐賀を経て、岩手に転厩。前走3歳限定地方重賞を8馬身差で完勝。過去9戦6勝。
