手のひらだけタオルで洗わない理由を調べたら意外な事実だった
お風呂で体を洗うとき、体洗いタオルを使います。頭はシャンプーで擦る。背中もタオルを回す。足の裏だって、丁寧な人はブラシを使う。
でも手のひらには何も当てない。
ボディソープの泡を立てるときに触れている程度。誰かに「手のひらは洗わなくていい」と言われた覚えもないのに、みんなそうしている。
もうひとつ気づいたことがあります。タオルを握っている手は、そのタオルで自分自身を洗えない。右手にタオルを持てば右の手のひらは洗えないし、左手に持ち替えても同じことが起きる。手のひらは構造的に「洗う側」であって、「洗われる側」になりにくい。
なぜなのか、少し考えてみました。
皮脂腺がない
答えはわりとシンプルでした。
手のひらには皮脂腺がありません。体をタオルでこするのは、皮脂と古い角質が混ざった汚れを落とすため。皮脂は放っておくと酸化してベタつくし、毛穴に詰まる。だから背中や胸、腕にはタオルを当てる意味がある。
手のひらにあるのはエクリン汗腺だけです。汗はよくかきますが、水溶性なのでお湯で流れる。こする理由がそもそもない。
足の裏はどうか
ここでひとつ引っかかりました。
足の裏も手のひらと同じで、エクリン汗腺はあるけれど皮脂腺はない。構造はほぼ同じです。なのに足の裏はゴシゴシ洗うし、軽石まで使う人もいる。
違いは環境でした。足の裏は一日中、靴と靴下に閉じ込められている。汗が蒸発しない。菌が繁殖して臭いが出る。加えて体重を支え続ける圧で角質が厚くなり、その隙間に汗や菌が溜まる。
手のひらは開放された環境にあって、汗をかいてもすぐ乾きます。しかも顔を洗い、食器を洗い、手を洗い——一日に何度も「洗う側」として使われている。勝手に洗浄されている。
皮脂腺の有無だけでは説明しきれません。密閉か開放か、放置か反復洗浄か。環境と使われ方が洗い方を決めていました。
実は一番汚い
ここから先は

よろしければ応援お願いします!チップはnote更新用のPC購入費用に当てる予定です。よろしく!
