麦倉あゆみの物語(開始)
あらすじ
(2026.6.9に物語が完結しましので、このあらすじを追加し、構成を手直ししました。)
ヒロインの麦倉あゆみは、とある政令指定都市でごく普通の大学に進み、4年間花屋でバイト。この間コロナの蔓延に遭い、外に出られずにいるうちに自分の体を開発、縄の味も覚えてしまう。卒業して商社系の会社に就職、のちに彼氏となる先輩(鷺宮誉司)のピンチを救ったことで二人は出会う。その秋、体調を崩したあゆみを誉司が見舞ったことで関係は進み、歩みが気がかりだった自分の性癖も互いに確認しあうことができ、初めてのクリスマスに二人は縄プレイ、そして結ばれる。年が明けて2年目を迎え、二人の仲は盛り上がっていく。3年目、新居への引越しを機に誉司はプロポーズ、未来の幸せを予感させて、この物語はおしまい。
Chap.1 出会いの前の物語
私はいま、彼の両腕で抱きかかえられ持ち上げられたまま、奥のベッドに移動していく。のっしのっしとした歩みに合わせて体全体が揺れる。この幸せから転げ落ちないように、両手で彼の首やたくましい肩にしっかりしがみつく。お尻のあたりを冷たいものが伝うこの感じは、自分のあそこから相当量のジュースが、これからが本番よ、と言わんばかりに滴ってきているのだろう。多分、床にまでぽたぽたと落ちている。さっきまでいた居間のソファから点々と繋がっているであろう床のシミ、その、辿ってこられるような軌跡がつまり、私のこの幸せが実るまでの軌跡・・・。

25歳の私は、北国の地方都市で育ち、隣県の政令指定都市にあるごく普通の大学に入学、そのままこの街で大手商社の関連会社に就職。でも、半年前にそのOLの仕事をやめ、今は大きな商店街の一角にある花屋の従業員。
そう、花…、花こそが私の縁を紡ぐ糸。

小学校のとき、理科の時間に朝顔を育てた。夏休み明けに、どれだけ立派に育てたかクラスで競いナンバーワンに。それもそのはず、私の親族には花農家がいて、まじめに教えに従ってお世話したんだもの。思えばこれがきっかけで花が好きになったの。だから、大学に入学するとすぐに、その親族のつてで今の花屋さんでバイト。
でも、そんなどこにでもあるような大学生活を大きく変えたのがコロナの蔓延。
元来好奇心旺盛、元気いっぱいのはずの私もさすがに出歩くことができなくなり、大学もリモート、外食もNG、友達ともあまり会えず、自室にいる時間が長くなる中ですることと言えば・・・。
元はと言えば、高校生の頃友達の家に泊まりに行って、夜通し夢中になった他愛のないエッチ談義。「私の胸、すごく敏感で気持ち悪いんだけど変じゃない?」彼女曰く「そんなの当り前じゃない!カワイイとこあるじゃん~、いいコト全部教えてあげる」

そうやって、私の胸やあそこは磨きがかかって、いや、磨きをかけてという方が正解か。

まだ明るいのに、何のためでもないのに、全裸になってみる。それだけでドキドキする。おっぱいを優しく揉む。それだけでもう先端は「早く触って」と固く尖ってくる。手でお腹や腰を、太ももを外から内側へ優しくなでる。紙をめくるときに使うオレンジ色のサックを指にはめ、ダラダラとローションを垂らしながらその人差し指をすっかり尖った先端へ。ツンツンした一点一点の刺激が信号のように伝わると、クッと腰が浮き、下腹部がキュンとなり、「あっ」と声が出てしまう。どうしよう、止められない…。
やがてFANZAに入りびたるようになり、夜な夜なPC画面を見ながら到達することを覚え、自分の体で女性の不思議をひもといていく日々。
そして、ある動画に釘付けになり、ドキドキしながら、それまでと比べ物にならないくらいぐっしょり濡らしてしまった自分にショックを受け、でも何だか嬉しくて結局ますますハマっていったんです。そう、その動画では綺麗な女優さんが全身をきつく縛られて、見るからに痛そうなのに、むしろ嬉しそうにして、悦びを爆発させていました。
…そんな。
これは演技だからなの?確かめたくなったのです。
もとより外出自粛の世の中、朝起きても何かをする意欲が湧く状況でもなく、頭から離れなくなってしまったその女優さんの姿を脳内反芻し、ひそかに麻縄やロープやいろいろなおもちゃを手に入れ、Youtbeを先生にして、いつしか自縛して果てることを覚え、ますます私の体は自分自身の手で開発されていきました。

人間だって所詮は動物のメス、繁殖が本能。性にかかわる欲求がこんなに深いなら、ちゃんと向き合ってその悦びを味わい、上手に付き合っていこう…コロナ禍の中で、そう悟ったのでした。
(Chap.2につづく)
先輩諸氏の皆様、書き方、構成の仕方などいろいろアドバイスくださいませm(_ _)m。
AI談義〔第1回〕
〔1 妄想の中で膨らむキャラ愛〕
プロンプトを打ち込むとき、こんな感じの女の子ができたらいいなと想像する。待つ時間もわくわく感で苦にならない事が多いが、どちらかといえば、その挙句にがっかりすることが多い。そんな中でも思いもよらない出来の子が生まれたりするのが面白いところ。
これは顔ばかりではなく、誰しも結局は好きな体つきというものがある以上、それを目指す。それができるのが、いまAIが実現した世界。顔も好み、カラダも好みとなれば、この子と談笑したい、キスしたい、ナニしたい・・・と妄想が膨らむ。
AIというのは人をダメにするソファー、いや精神崩壊マシンではないか、と恐ろしくなることがある。
麦倉あゆみは、もうだいぶ前にネットの中で出会った(おそらく架空の)米倉あゆみという名前の女性のオマージュ。もちろん顔立ちも体型も違うけれど、彼女の清楚でみだらな緊縛姿が今も残る。こんな形で復活できるのもAIの恐ろしいところかもしれない。
それではまた。
