8/19 「アッシジの聖フランチェスコ 」 ザルツブルク音楽祭
ロンドンからザルツブルクに入り、音楽祭1回目の公演はメシアンの唯一のオペラ「アッシジの聖フランチェスコ」です。この作品はフランスの国家プロジェクトとして創作され、小澤征爾の指揮で初演されています。このオペラにはあまり興味なかったのですが、聖フランチェスコ没後800年記念公演で、ウィーン・フィルのメンバーからフルート7人、クラリネット7人、40人近い打楽器など想定外の大規模編成になると聞いたので行くことにしました。ウィーン・フィルはザルツブルクでのリハーサルは7/22にスタートし、8/4が初日なので異例のリハーサル期間で、ウィーンで数日間のリハーサルをするほどの力の入れようでした。このオペラは長大かつ難解な長大なオペラで、第1幕75分、休憩60分、第2幕115分、休憩70分、第3幕65分とワーグナー並みで、ザルツブルク音楽祭で1時間以上の休憩を体験したのは、筆者の40年以上のザルツブルク訪問歴で初めてです。このオペラについては事前の予習が難しく、筆者のオペラ鑑賞のバイブルである永竹由幸「オペラ名曲百科」に掲載されておらず、映像ではオランダでの公演DVD(メッツマッハー指揮)くらいでした。この映像を観た感想としてはワーグナーのような劇的なドラマ展開や音楽ではないことでした。会場は大きな舞台を活用したフェルゼルライトシューレで開演は17時、終演は23時半です。そんなオペラですので、このプロダクションの初日までは毎公演チケットの空席が目立っていたのですが、カステルッチによる神秘的な演出面で評価されたためか、全公演が完売状態になっていました。



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