ネジまわしのイロイロ。
気になると、どーしても知りたくなる試してみたくなるタチです。
ほんと、我ながらバカだなぁと思う。
*なんでイギリスの工具ってあんまり見かけないのだろか?
ふと、そう思ったのですよ。
イギリス製のクルマもバイクも日本で走っているのに、なんでイギリス製の工具ってあんまり売っていないんだろか?ま、他国製と比べると、クルマもバイクもちょっとレアなカンジではあるけども。
いまは古いドイツ製を所有しているけど、ワタシはずっとイギリスのバイクに乗っていました。そしてファーストカーはローバーミニです。自分、実はイギリス好きなのだと自覚しています。オジー・オズボーンさん、ジェフ・ベックさん、レッド・ツェッペリンなど、好きなミュージシャンもイギリス人が多い。
クルマやバイクを自分の手でディープにイジることはほとんどないけど、最低限の工具は揃えてあります。オーディオと楽器の仕事では個体を割腹する機会がよくあるので、特にドライバー類はアレコレ試して使いやすい物を揃えています。これは仕事道具ですから。
ミニに乗るようになって『そういえばなんでオレはドイツ製とかスイス製のドライバーを使ってイギリス車のネジをクルクル回しているのだろうか?』と、ふと疑問に思ったのです。
こういうの気になってしまうと、もうダメなタチなのです。
*買ってみた。
アメリカのSnap-on、ドイツのWera、スイスのPBなどは、工具好きには馴染みのあるメーカーです。じゃイギリスの工具メーカーってなんか知ってる?と問われたら『そういえば知らんな』と。
調べてみたのよ。
Britool(ブリツール)っていう老舗を発見。会社の資本とか経営とかは紆余曲折あるようだけど、クルマ整備向けの工具メーカーとしては長い歴史を誇っているみたいね。
よし、ドライバーを1本買ってみよう。

セカイモン(eBayですな)という購入インフラを使って、イギリスにオーダーしてみた。2週間くらいで注文品が届いた。



とりあえずフィリップス2番を買ってみた。たったこれ1本を、わざわざイギリスから取り寄せたのだ。

えーと、航空送料がドライバー本体価格の3倍くらいでした(泣)
*ドイツとスイスとイギリスと。
Britoolのドライバーについて検証開始。

よく見るとシリアルナンバーらしき刻印も。

『あー、やっちまったか・・』が第一印象。
だって刃先はいきなりサビているし、グリップもちょっと汚れてるし。
でも気を取り直して清掃・磨き開始。
キレイになったらだいぶ印象が良くなった。
そしたらいそいそと手持ちのドライバーと使用感の比較だわ。

下2本のWeraはクルマ・バイク用。
4本ともフィリップスの2番。


Britoolの刃先はPBと似てる。だけど精度はやっぱりPBに軍配だな。Weraの刃先はレーザーチップだから、ネジへの食いつきは別格に良い。
グリップ形状は良好。握り心地は大変良いです。でも細いし滑るし、強いトルクを必要とする場所ではちょっと使えないな。ボルスターが付いているからレンチを併用すれば問題ないけど。

むーん、握り心地はBritoolがいちばん好みかも。見た目もかわいい。
クルマの内装ネジとかを締めるには良いかもね。磁化力がけっこう強いから、やっぱりクルマ・バイクで使うのが適してるような。
*だってミニに積んでおきたかったんだもん。
ま、要するにそういうことなのですよ。
せっかくイギリス車に乗っているのだから、イギリスのかわいい工具を積んでおきたかったのよ。ちょっと高い買い物(送料よ)になっちゃったけど、結局こういうのは自己満なのだから、これでいいのだ。
と思っていたのだけど、いつものミニ屋さんに行く用事があったから、この青いグリップのドライバーを持って行って店主に見せびらかしてみた。クルマのプロがどんなコメントするかな?って。

やっぱりグリップの形状が気に入ったみたい。
ミニ屋さんでもイギリスの工具に触れる機会は少ないんだね。
ん?ホントに気に入ったのかな?
お客のワタシに気を使って気に入ったフリとかしてないよな。
ま、そういうつまんないオベンチャラをするヒトではないから、多分嫌いなカンジではなかったんだろな。
と、なんだかとっても不毛な買い物をしてしまったのかも?という自責の念をミニ屋さんに払拭してもらったのでした。
Britoolのドライバー、あと何本か欲しいのだけど、この送料を目の当たりにすると腰が引けるなぁ。どなたか送料割り勘で一緒に購入しませんか?
今週のバカ日記でした。
2026.5.13
