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少し重い毛布を掛けて安心して眠る

我家の長女ほかろんは、知的障害だけではなく、躁病もあるので、睡眠がとても大事なのです。
小さい頃はてんかんの発作があったので、毎晩眠りにつくときはドッキドキでした。
眠りに入るときに発作が起きることが多かったからです。

成人しててんかんの発作が起きなくなってからは、躁病の症状が現れ、躁転すると眠らなくなるというよりは、眠れなくなるようになりました。
躁病の症状を抑える薬の副作用で、夜中に5分ごとにふらつきながらトイレに起きるなどという、地獄の様な夜が続き、ケアする母は、へとへとになりました。

ああ、だから、国立の71歳の介護者の女性。
夜中に10分ごとにトイレに起こされて、102歳の母親を殺してしまったあの女性の気持ちがわかります。
地獄へ紙一重の生活。
それが介護です。
そうして、家庭内殺人により、高齢者と介護者は淘汰されていくのでしょう。
決して大げさでもなんでもなく、現実です。
国家の無策です。

♪地獄へ道連れ。
♪地獄のハイウェイ。
歌ってる場合でありませんが、歌ってごまかせの私です。

ある日、三女がうちに来た時、「ウェイトブランケット」の話をしました。
重い毛布を掛けて寝ると、ぐっすり眠れるという話です。
自閉症の子供に、重い毛布を掛けると、安心するということはあります。
テンプル・グランディンは、自分が圧をかけることで落ち着くということから、家畜用締めつけ機を発明したといいます。

そういえば、ほかろんが小さい頃、
「夏になって暑くなったから、冬のお布団をやめて、タオルケットにしようね。」
と布団を片付けたら、
「ふとーん。ふとーん。」と大泣きしたのを思い出しました。
重さのある布団が良かったんだね。

三女の話によると、ウェイトブランケットを掛けると、心のぞわぞわが落ち着くのだそうです。
そして、体格によって、重さを選ぶことが出来るといいます。
165㎝の三女が5㎏の毛布を使っているというので、よし、160㎝のほかろんにも5㎏のウェイトブランケットを買ってみよう。
お米一袋分の重さね。
早速注文しました。

いよいよ、ウェイトブランケットが届きました。
ほかろんは、届いた荷物を見て、
「このだんぼーる。なに?」とノリノリです。
早速、その晩から、使い始めました。

いまや、少し重い毛布はお気に入りで、毎晩かけて寝ています。
寝てくれればいいんです。
あなたも、私も。
睡眠はひと仕事です。
睡眠は一大事です。

ほかろんの寝息を聞けることが我が家の平和です。
ぐっすり眠ることが出来れば、私は幸せです。

今日の音楽
「地獄へ道連れ」     クイーン
「地獄のハイウェイ」   AC/DC

今日の本
「動物感覚」  テンプル・グランディン
「自閉症感覚」 テンプル・グランディン

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