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AMADEUS / アマデウス(1985年2月9日劇場公開)

4Kリマスターで映画館で観られる貴重な機会。グランドシネマサンシャイン池袋BESTIA完備のスクリーン6で観ました。冒頭、何も映っていないスクリーンから聴こえる最初のアカデミー室内管弦楽団の音でシートに釘付けにされました。

アントニオ・サリエリ(F・マーリー・エイブラハム)

初公開時に広島の映画館で観て以来でしたが、ところどころ覚えている場面もあって40年経っても強烈な印象は消えないものだなと。また40年の間に英語を学習し、セリフにより深い意味が込められていることがわかるようになったのは収穫。

父レオポルド(ロイ・ドートリス)とウォルフガング(トム・ハルス)

レクイエム伝説に繋がる父レオポルドとの印象的な場面の数々が今回は印象に残りました。仮装パーティでの衣装が終盤に繋がる構成も見事でした。

ヨゼフ二世(ジェフリー・ジョーンズ)とサリエリ

オーストリア皇帝ヨゼフ二世の描き方が権力者に対する皮肉たっぷりな演出だったのもミロス・フォアマン監督らしいなと改めて感心。

カテリーナ・カヴァリエーリ(クリスティン・エバーソール)

一方恋の駆け引きの方向には話を展開せずにかといってカテリーナを描くと描かないとではサリエリのキャラ形成におけるスパイスの効き具合が変わってくるのでこれはこれで必要と判断した製作者たちの判断は正しかった。

初公開時のパンフレット

初公開時のパンフレットを紐解くと、1980年代は「洋画の黄金期」と言われていたことがよくわかる充実の内容です。

ページ数は50ページ。構成はイントロダクション、ストーリー説明、松本幸四郎へのインタビュー、国立音楽大学学長海老澤敏の寄稿文、かいひろしによるミロス・フォアマン監督の履歴紹介文、ピーター・シェファー(本作の原案・脚本)へのインタビュー、音楽評論家安倍寧の解説、映画評論家大森さわこの評論、スターメモ(演者紹介)、プロダクションノート、海外映画雑誌・新聞評、モーツァルト略年譜というこれ以上ない内容です。松竹株式会社事業部の編集・発行で定価450円。良い時代でした。


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