映画感想文「君のクイズ」
たまにですが、「クイズ愛」を記事にしてきた僕。
最近だとこちらでしょうか?
その昔は色んなクイズ本も読んでまして、早押しクイズの「確定ポイント」とかも把握済。
そんな僕が公開を心待ちにしていたのが、小川哲さん原作の映画「君のクイズ」
なかなか、早押しクイズ界隈をテーマにした映画ってないですからね😊
あの小説の世界観をどう実写化するのか?ということに興味津々。
公開後、すぐに鑑賞。
さて、どうだったでしょう?
【あらすじ】
クイズ番組「Q-1グランプリ」の決勝に進んだクイズプレイヤーの三島と本庄。
ともに、あと1問正解すれば優勝!という緊迫した場面の中、問題文が1文字も読まれないまま、正解を答え優勝した本庄。
番組自体のやらせが疑われる中、たどり着いた真相とは?
ここから、ネタバレありの感想となります。
【感想】
①あれ、原作と違うくない?😳
原作小説を読んだのがかなり前のため、展開をあまり覚えていませんでしたが、途中から「あれ、なんか違うくない?」と違和感を覚えました。
原作では、準優勝に終わった三島が色んな情報を集めて本庄がゼロ文字正解した謎に挑むところ、映画では大々的な検証番組をテレビで生放送することに。
映画ですから、見栄えが大事だと思いますが、大きく変えてきたんだなと。
②たぶん、見た人の99%が検索するであろうキーワード
本庄がゼロ文字正解した問題の解答が「ママクリーニング小野寺よ」というワード。
原作小説ではあまり気にならなかったのですが、映画では耳に残るレベルのテーマソングが流れてきてました。
(CMでも流れてます。)
ずっと、このクリーニング屋って本当にあるの?と思い続け、上映後すぐに検索。
そして出てくる公式ホームページ。
ホントに実在する店なんだと驚き😳
たぶん、映画を見た99%の人が速攻検索したはず。
小説のみならず、映画でも取り上げられ、広報効果はいかほどだろうと思ってしまいました。
③演技巧者の対決
この作品では、クイズへの努力を積み重ねてきた三島を中村倫也が、天才肌の本庄を神木隆之介が演じます。
ともに、好きな俳優。
お互いの特徴がいかんなく発揮されてたな〜と思いました😊
④人生はクイズの連続?
作中を通して描かれたのは、三島と本庄のこれまでの人生。
特に、三島の元恋人との出来事は印象的でした。
出会いから、付き合い、妊娠、そして流産。
三島が元恋人にしたプロポーズのタイミングは、誰が見ても最悪。
クイズの答えはわかっても、人生の選択肢の答えが導き出せなかった三島。
ただ、見ている自分自身も、日々答えを間違い続けてるよなと思い知らされるかのようでした。
クイズ好きにはまる映画ではありますが、それ以外の方でも自分の人生を振り返るような、そんなきっかけとなる映画になるのでは?と思いました。
追伸・エンディングで、元恋人に会いに行く三島。「え、なんで今さら?」と思いつつも、元恋人から発せられる言葉は聞けないまま終了。
元恋人が発したのは「久しぶり」なのか、「会いたかった」なのかはわかりませんが、自分ならともかく、中村倫也ならうまくいくんじゃない?と邪念を覚えました😅

