私の信念
前回のnoteに、こんなコメントをいただいた
「大変なとき、何が一番あなたの支えや力になったと思いますか?」
この言葉を読んで、少し考えた
当時の私は、自分が強いなんて思ったことはなかった
家を出て、仕事を辞めて、父に居場所を知られないようにして、一つひとつ、そのとき必要だと思うことをやっていただけだった
でも今振り返ると
私の中に一つだけ
強く思っていたことがあった
自分の人生を、自由に生きたい。
たぶん、それだったんだと思う
父と暮らしていた頃の私は
父の考えに逆らってはいけないと
本気で思っていた
何かを決めるときも
「私はどうしたい?」ではなく
「父はどう思うだろう?」
それが先にあった
それが私にとっての当たり前だった
だから家を出たとき
ただ父から離れたかっただけではなかったのかもしれない
自分で住む場所を決めたい
自分で仕事を決めたい
自分でこれからの人生を決めたい
そんな当たり前のことを
私は初めて自分でやってみたかった
もちろん、彼の存在は大きかった
正直、彼がいなかったら、
住む場所も仕事探しも
落ち着いて出来なかったし
仕事が決まるまでは
金銭面でも全て頼っていた
私は彼にたくさん助けてもらった
だから早く自立したいと思っていた
「彼と一緒にいたい」
勿論それもあるけれど、それだけでもなかった
もっと根っこのところに
誰かに決められた人生ではなく
自分の人生を生きてみたい。
という気持ちがあったんだと思う
あの頃の私は
そんなことを
綺麗な言葉で考えていたわけではない
ただ必死だった
でも、その必死さの奥にあったものを
今の私が言葉にするなら
「自分の人生を、自分で選びたかった」
なんだと思う
でもやはり、彼には感謝している
うまく言えないけれど
愛しいという甘いものでもない
ロマンチックじゃなくて申し訳ないけれど
そんなの通り越して、命の恩人だと思っている
だから、
私は彼に何かあれば
全力で守りたいと思っている
