「本気の空振り」からしか生まれない、次へ進む馬力
ビジネスにおいて「とにかくバッターボックスに立ち続けよう」とよく言われます。たしかに、打席に立たなければヒットは生まれません。
しかし、ここで大切なのは「空振りの質」です。
ただ「なんとなく」バットを振るだけの空振りには、意味がありません。
中途半端な気持ちで空振りをしても、「まあ、こんなものか」と諦めがつくため、深く傷つくことはありません。しかし同時に、次へ向かうエネルギーも湧いてこず、ただ自信を失い「もうやめよう」という理由を探すだけになってしまいます。
私たちが目指すべきは「本気の空振り」です。
カッコつけず、徹底的に準備をして、これ以上ないという思いで市場に全力で問いかける。それで空振りをしたなら、当然、本気で落ち込みます。
渾身の企画が通らなかった時の悔しさなどは、その最たるものでしょう。
本気で悔しいはずです。
しかし、その「本気で落ち込むほどの悔しさ」が、自分を強くする最大の武器になります。痛みを知るからこそ「次は絶対に打ってやる」という強烈な馬力が生まれ、本気の改良へと向かわせるのです。
熱量を持って何度でも立ち上がり続けるからこそ「必ず成果が出る」という確信が育ち、最後には大きなヒットを引き寄せることができます。
本気で挑み、本気で落ち込む。その経験が、次へ進む最大の馬力になる。
