シンセティックなセンナから右フック
2025年10月、園芸系YouTuberさんたちによって開催された植物イベント《第5回 東京ボタニカルミーティング》(TBM) にて。
大行列ができていて並ぶのを諦めかけたmonograph/堀口さんのブースで見つけてしまった…!

ダークファンタジーな世界の樹木のような、両サイドの枝ぶりが均等で、まるで作りモノのような美しい状態の「センナ・メリディオナリス」。
即決で大行列の仲間入りをして購入しました。
植物の左右対称なものって私には人工的に見えて、でもそこに無機質な造形美を感じて、できればこのシンセティックな美しさを保ったまま育てていきたいと思ったんです。
偏りがでないように、両サイドが綺麗に繁茂するように、とライトの中心を絶対の定位置にしていたのですが…。
現在。
異常に右側だけ成長しました。

生命力の力には抗えなかった…。
これはこれで流れるような盆栽感が出て、すごく好きな樹形で気に入ってはいますが、なぜ右だけこんなに成長したのか。

調べてみると、よく考えればそうだよね…と納得できる原因でした。
ライトの中央に置いていたとしても、鉢内の用土の偏りによって根の張り方に差が出たり、サーキュレーターの風向きによって片側だけ蒸散と光合成が促されたりして左右差が生じるらしいのです。
まさに我が家では、棚の配置的に右側からの風が多いのです…!
「風を当てて空気を循環させてるからOK♪」という私の当たり前が、盆栽と化したセンナによって「はたしてそうかな?」と見えない角度から右フックをくらった感じ。
そんな強者のセンナさん、意外と繊細。
朝になると葉っぱが開き、夜になると葉っぱが閉じる、規則正しい就眠運動が特徴で…


この就眠運動は、光を感じると葉っぱの付け根にある細胞の水分圧が変化することで、開いたり閉じたりするマメ科植物の特徴らしいです。
朝と夜で葉っぱの動きがあるのが、ちゃんと生きてるんだなぁと実感して愛しくなります。
環境の変化にも敏感で、我が家にお迎えした当初は夜になっても葉っぱが閉じず、1週間くらい経った頃に就眠運動のリズムが元に戻りました。
水切れなのか?と右往左往しましたが、逆に水切れの場合は蒸散を防ぐために葉っぱが閉じっぱなしになるようです。

幹をもっと太くするために剪定する方法もありますが、センナの場合はある程度葉っぱを残しながら光合成をさせることで養分が幹に補充され太くなるんだとか。
今は葉っぱがだいぶ繁茂しているので光合成を頑張ってもらって、何年かかるか分かりませんが、剪定もしつつ成長を見守っていこうと思います♪
