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STORY #01 | 憧れを知る前

10代で夢を見つけ、幸いな事に叶えることができた。
こんなに幸せなことってない。
心からそう思います。

と、同時に宝塚歌劇団を退団してもうすぐ4年。

もちろんやりたいことは沢山あるし、
今もやりたいことをしているわけだけれども、
" 宝塚の男役 "に出会った瞬間の衝撃
を超える何かにはまだ出会っていない。
これから先も、出会えるかわからない。

ただ、退団というあの時の決断は
間違っていなかったと思う。

憧れを知り、憧れの世界を経て生きる今。
新たに出会う感情がある。

今回の記事では、そんな憧れに出会う前のことを
綴ります。



Innocence | 幼少期〜小学生

幼少期
太いペンをマイク代わりに大声で歌ったり
面白いことも沢山して、
天真爛漫だったようです。
今の姿を見ると意外だと言われると思います。

私の記憶にあるのは、幼稚園の時から
なんだか同級生って難しいなーという気持ち。

小さい頃からクラシックバレエを習っていて
教室へは、自宅から車で40分ほどかけて通っていました。
同じ同年代の子達でも
バレエの友達といる時には感じない気持ち。
子供の頃の私には難しかった。

幼稚園での決まりを守っていない友達と、そのお母さんに
だめだよ!って注意したりしちゃう子供で笑
まあ可愛くはないですよね笑
その時の親御さんの反応を見て
大人も難しいなーって。

そんなことがあったりして、
信念を大事にした方がいい?
違うと思いながらも人に好かれた方がいい?
幼いながらに、そんなことを考えてました。


小学生
人数が少ない地域で、クラスは各学年1クラス。
クラス替えのない6年間を過ごしました。
なので、難しいなーの気持ちはずっと一緒。

その中でもバレエに通うこと、
バレエの友達と遊ぶことが楽しくて、
幼少期からずっと、
仲間と芸事に打ち込む時間
私の軸でした。

ピアノは得意で好きな瞬間もあったけど、
踊ることに比べると好きは薄かったです笑

もちろん子供だし、バレエもピアノも
辞めたい!って思ったことはありました。
でも絶対に辞めさせてもらえなかった笑
辞めてもいいけど、二度とさせないよ?って笑

でも、今となっては継続する力
身につけさせてくれてありがとう と
両親には感謝の気持ちしかありません。
そして、芸事を頑張る時間を共に過ごす仲間と
出会わせてくれたことにもです。

小学生の時はとりあえず
バレエとピアノ漬けの日々を送っていたわけですが…
高学年になり、
自分はどうしたいかと考えることが増え
受験して私立の中学校に行って
いろんな人と出会いたい!
と思い、受験を決意しました。


Silence | 中学生

受験に成功し、中高一貫校の特進クラスに入学。
国公立の大学への進学を目指すクラスで
バレエとピアノは続けながらも
勉強漬けの中学校生活が始まります。

バレエもピアノも精一杯頑張っている。
だけど、バレリーナやピアニスト、
先生になりたいわけじゃない。
他に何か夢を見つけないと!と
思っていました。
服も好きだし、アーティストにも興味がある。
でも勉強も嫌いじゃないし。

沢山のことに興味は湧くけれど
本当に何がしたいことなのかわからなかった。

何もかも中途半端だったんです。
成績も悪くないけど、良くもない。
これくらいやっておけば大丈夫かって。
バレエの世界では、
私なんかの実力じゃ到底やっていけないしって。
それに自分を俯瞰して見過ぎてしまうところもあって。
夢中になったと思いきや、どこか冷静で。

そんな中学生でした。


次の記事では、
高校生〜憧れを知るまでを綴ります。


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