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仲間からもらった普通

ずいぶん前に中村文昭さんが書いた本の中に、「親からもらった普通」という言葉があった。

家庭での日常が、その人にとっての「普通」の風景になるということだ。

僕はそれをもじって、「仲間からもらった普通」という言葉を使っている。

最近、そのことを実感する出来事が二つあった。

ひとつは、とある塾でのこと。

ついおとといまで、「ビジョナリー著者養成講座」という塾に、3か月間通っていた。サンマーク出版という、ベストセラー本を連発している出版社が開催した塾だ。

僕のことを知っている人は、「すでにたくさん本を出しているし、そんなの受ける必要あるの?」と思ったかもしれない。

実際、共著も含めたら14冊出版している。もちろん、全部商業出版だ。

僕自身もそう思ったのだけれど、たまたまLINEに流れてきた講座の広告になんとなく惹かれて、応募した。

当日、参加してみると、約70名の参加者のうち、半分くらいは出版経験のある人だった。

中には、何十万部も売れた本を出版している人もいる。すごい経営者もいる。アナウンサーもいる。展覧会を開くと天皇陛下が観に来てしまうようなアーティストもいた。
それ以外の人も、著名ではないけれど、能力の高い人ばかりだった。

初日に全員の自己紹介があった。

その後、遠くの方からこんな声が聞こえてきた。
「開成高校に入学したみたいな気分だ」
中学ではめちゃくちゃ優秀で、「俺、すごい」と思っていた。けれど、高校に来たら、「もっとすごい奴らだらけだった」みたいな感じ。

このメンバーと3か月間、肩を並べて、出版に向けて学び合う。そして、終わったあとの懇親会で語り合う。

この養成講座の3か月間が、めちゃくちゃ良かった。
講座の内容も最高だった。

はっきり言って、出版塾の枠を超えていた。「自分はナニモノなのか?」を考え続けさせられる時間だった。

これは、講師のお二人のレベルの高さによるところが大きい。
講師は、サンマーク出版の社長であり、ミリオンセラーメーカーの編集者である黒川さん。そして、『ビリギャル』の著者である坪田さん。

講座の根底にそれがあったのだけれど、それだけではない。

みんなの講義に向き合う真剣な態度や熱意。宿題に本気で取り組む姿。そして、質問のレベルの高さ。

これがすごかった。

それに加えて、周囲への気遣いや温かさのレベルも高かった。

終わったあとの懇親会では、みんながそれぞれの専門分野の知識を余すところなく教えてくれる。

そして、何よりすごかったのは、みんな仕事を仕事と思っていないことだった。
その仕事を通して、「世の中をどう変えていきたいのか」「こんな社会にしたい」という熱い想いを持っている。

この人たちに囲まれていると、それが普通になっていく。
たった3か月間だけれど、僕の「普通」が少し変わった気がする。

そこで思った。

これが3か月ではなく、3年だったらどうなのだろう。
3年にわたって学び合い、語り合ったら、どうなるのだろう。

高いレベルで、みんなの「普通」が中和されていったら、どんな社会が出来上がるのだろうか。

きっと、世の中の「普通」が変わるのだと思う。

もうひとつは、僕が主催している、自立型人財組織育成士の研究会でのことだ。
研究会メンバーの有志で、毎月「木鶏会」という勉強会をやっている。
木鶏会とは、人間学を学ぶ月刊誌『致知』の記事を読み、感想を述べ合う会だ。

記事では、社会的なことを成し遂げた人たちの生き方や考え方に触れる。
それを題材に感想をシェアするわけだから、記事そのものからも触発されるし、それを読んだ人の感想からも触発される。
そのダブルの刺激によって、良い生き方や考え方が、自分の中のより深いところに落とし込まれていく。

今日は、7月の木鶏会の日だった。

これも、感動ものだった。

使命や覚悟を持って仕事に励んでいる人の生き様の記事に触れる。
そして、それを自分の仕事とリンクさせて感想が述べられる。

仕事を通して、自分の人生をどう作り上げるのか。
どんな使命を持って、仕事に臨むのか。

心の奥底にある、魂の塊のようなものを発してくれる。

同業者だからこそ、自分の心が熱くならないわけがない。

触発される度合いが、半端ではなかった。

自立型人財組織育成士の仲間は、単なる仕事のノウハウを共有する仲間ではない

もっと深いレベルでつながれる仲間なのだと確信できた瞬間だった。
このメンバーで想いを重ね合わせていったら、自分の中の使命感が上がっていく。
行動する勇気が湧き上がってくる。
単なる商売を超えて、商売を通しながら世の中を良くしていく集団になっていける。

育成士の仲間がいることで、ここからも僕の「普通」のレベルが確実に上がる
そう思えた時間だった。

人生はあっという間だ。

その中で、自分の「普通」をどんなものにしていくのか。
それは、どんな人たちの中にいるかということなのだ。

さて、そんな素晴らしい仲間である自立型人財組織育成士ですが、9月から第7期養成講座がスタートします。

その前に、養成講座の内容を1日で体験的に学べる1DAY講座が、7月31日に開催されます。

リアル会場は、東京のお茶の水です。
その他、オンラインでも、アーカイブでも学べます。

良い仲間と巡り合えるだけではなく、これからの時代の社労士に必要な、組織の見方や関わり方を学べます。

講座でお待ちしています。
https://jihits-seminar-20260731.vercel.app/






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