マヨルカ島のショパンが弾いたピアノ
ショパン好きにはたまらない!?念願のマヨルカ島、バルデモサ村に来ました!首都パルマからバスに乗って30~40分、結構山を登ります。

ここに建つカルトゥハ修道院にショパンは滞在し、作曲をしました。実際に彼が弾いていたピアノ(1932年から博物館に展示)や、直筆の楽譜、手紙などが博物館に展示されています。
1838年11月から1839年の2月まで3ヶ月、ショパンが恋人ジョルジュ・サンド(フェミニストで作家)と共に逃避行(著名な2人の関係はパリでのスキャンダルになっていた)のため滞在した地です。
最初はパルマの家に滞在しましたが、ショパンの


結核を恐れた住民たちから悪魔扱いされ、追い出されてしまいました。
その後、この山奥の修道院に移り住みました。しかし、冬の寒さと湿気でショパンの病気はさらに悪化してしまったのです。
サンドはピアノをフランスから送っていました、が、届くのが遅れ、やっと届いたピアノで、ショパンは、雨だれの前奏曲をはじめとする数曲を作曲しました。ショパンが滞在していた時期は、予想外に雨が多く、修道院に降り続ける雨音を聞いてこの曲を作ったと言われています。
フランスへ戻る際、サンドはピアノを売ろうとしたのですが、結核だったショパンが弾いたピアノは誰も買ってくれなかったとか。しかし、なんとか知り合いに頼んで買ってもらったようです。そんな経緯がわかるピアノメーカー、プレイエル社からピアノを購入したCanut氏への手紙などもこの博物館に展示されていました。







悪化した健康状態を引きずりながら、ショパンとサンドとサンドの2人の子供は、家畜と一緒の船に乗り、マルセイユまで行き、そこからサンドが予約しておいた馬車(当時。鉄道なかったですから)乗ってパリに帰りました。どんなに時間がかかったことか!?
そんな訳ですから、
このマヨルカ滞在は、ショパンの寿命を縮めたという説もありますが、名曲を生み出した貴重な滞在でもあったのです。
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