見出し画像

【社員インタビュー#4】文系出身、島根へのIターン。若手技術者が切り拓く、まちづくりの最前線

こんにちは!株式会社エブリプランです。

「土木設計」と聞くと、理系出身の技術者が活躍する世界というイメージがあるかもしれません。しかし、そんな既成概念にとらわれず、文系からこの世界へ飛び込み、いきいきと活躍している若手技術者がいます。

今回は、大阪から島根へIターン移住を果たし、建設コンサルティング事業部の技師として日々プロジェクトに向き合う北本琉士さんをご紹介します。

なぜ文系から設計の道を選んだのか?
縁もゆかりもない島根への移住を決断した理由は?
そして、若手技術者から見た「エブリプランの魅力」や「ワークライフバランスのリアル」とは?

柔軟な発想と行動力でキャリアを築く、北本さんの等身大のストーリーに迫ります!

<今回の主役🎤>
北本琉士さん
大阪府出身。奈良大学文学部地理学科を卒業後、大阪市内の測量会社へ就職。その後、「設計やまちづくり全般に携わりたい」という想いと環境を変えたいという直感から、島根県へのIターン移住を決意し、エブリプランへ中途入社。現在は建設コンサルティング事業部の技師として、GISを活用した地域調査や土木設計、景観計画など幅広いプロジェクトを担当する。




インタビューに答える北本さん

「好き」を貫いた学生時代とキャリアの始まり

― 今日はお時間いただきありがとうございます!北本さんは奈良大学の地理学科を卒業されていますが、まずは地理学科を選ばれた理由について教えてください。

高校時代、まわりに理系を志望する人が多い環境にいたんです。文系の人が少ない状況で、少し悔しい思いをしたこともありました。そこで持ち前の負けず嫌いに火がついて、「それなら自分が一番得意な分野を極めよう」と思うようになったんです。私の場合、それが「地理」でした。極端な話、数学で0点を取ったことがあっても、地理だけは98点や100点を取れるくらい(笑)。とにかく地理が一番好きで得意な科目でしたね。

その「地理の理解を深めたい」というモチベーションから大学を選びました。
大学では自然地理を専攻して、地形や気候、川の洪水などを研究しつつ、GIS(地理情報システム)を使った地域の分析をやっていました。

― 文系出身でありながら、土木設計やまちづくりの仕事に携わっておられます。数ある業界の中で、建設コンサルタントや測量の道に進んだ理由はなんですか?

大学で学んだGISがとても面白くて、これを活かして仕事ができないかなと考えたのが原点ですね。
もともと旅行が好きで旅行会社を志望していたんですが、当時はコロナ禍で就職が難しくて。そこで、大学で学んだGISを活かせる土木系や測量系の会社を探し、まずは大阪の測量会社に就職しました。


「自分が測った土地はどうなるの?」測量から設計・まちづくりへの挑戦

― 前職の測量会社から、「設計」の道へ進もうと思ったきっかけは何でしたか?

測量って、何かを作る時の「一番最初の基盤(土地を測る)」を作る仕事なんですが、携わっていくうちに「自分たちが測ったデータが、この後どうやって活用されているんだろう?」と興味が湧いてきたんです。そこで、測量の次のステップである「設計」の世界に挑戦したいと思うようになりました。

― 転職先を探す中で、大阪から島根へのIターン移住を決断されていますよね。どんな思いがあったのでしょうか?

20年間ずっと大阪から出たことがなかったので、せっかくなら環境を変えてみたいなと思って。旅行が好きで色々な場所を巡っていたんですが、初めて島根を訪れた時に、すごく自然豊かで景色も綺麗で。「こんな環境で自分が暮らせるのが一番いいんじゃないかな」と感じたのと、「住みやすそうだな」というのが第一印象でした。当時独身だったので、動くなら今がチャンスだと思い切って移住を決めました。

― 数ある設計会社の中で、エブリプランを次のキャリアに選んだ「決め手」を教えてください。

設計や計画の仕事がしたいというのはもちろんありましたが、エブリプランにはそれ以外にもソフト面で自治体の計画に携わっている部署もあります。設計というハード面だけでなく、総合計画をはじめとしたまちづくり全般に関われるのがエブリプランの最大の強みだと感じたのが決め手です。

― 島根に移住して3年目とのことですが、実際に暮らしてみていかがですか?

予想以上に移住してよかったなと思っています!車を少し走らせれば宍道湖や日本海などの豊かな自然がありますし、何より島根の人たちの「優しさ」をすごく感じています。
知り合いも家族も誰もいない状態での移住でしたが、地域の交流会などに参加すると、地元の方々がよそ者の私に温かく声をかけてくれて。そんな経験は今まであまりなかったので、本当に嬉しいですね。

大田市内にて移住者交流会の一コマ

文系ならではの視点を武器に、現場と計画をつなぐ

― 現在は主にどのようなプロジェクトに関わっておられますか?

最近は、自治体の計画策定のお手伝いが多いです。例えば隠岐の島町の景観計画では、今後のまちづくりが進んでいく西郷港周辺で、「どこからの景観が良いか」「どこに歴史的資源があるか」を現地調査し、GISを使って地図に落とし込んで整理しています。

― 前職での経験やスキルは、今の仕事でどう活きていますか?

GISは日々の業務で一番活きていますね。それに、景観計画などで使う3Dの建物データ(3次元都市モデル)は、前職でやっていた航空レーザー測量で取るデータなんです。データの成り立ちや扱い方がある程度分かっているので、測量の経験もしっかり今の仕事に繋がっていると感じます。

― 周りは理系出身の技術者が多いと思いますが、苦労することや、逆に「文系だからこその強み」を感じることはありますか?

最初は専門用語が全く分からなくて、会話についていけないこともありました(笑)。そういう時は、文系ならではの「文脈を読む力」で大体の内容を予想しながら、後でこっそり先輩に聞いたり、自分で調べたりして対策しています。

でも、文系だからこそ持てる「歴史的な視点」や「地理的な視点」は、自分の確かな強みだと思っています。土木工学出身の人たちの視点と私の視点が掛け合わさることで、より良い計画ができるんじゃないかなと信じています。

― プロジェクトを進める中で、先輩社員から学んだり影響を受けたりすることも多いですか?

そうですね。特によく一緒に仕事をしている森田さん石村さんからは日々多くのことを学ばせていただいています。

森田さんは、設計から計画までどんな業務の相談をしても、必ずアドバイスをいただけます。一つの分野に特化しているというよりは、多方面にわたる知識と経験を持っておられる方なので、その幅広さをすごく尊敬していますし、学ぶことがたくさんあります。

また、石村さんは仕事に対する「想いがすごく強い方」だと感じています。例えば、公園の遊具を設計するにしても、「子どもの立場になって」「親の立場になって」と、いろんな人の視点から「この場所に一番ふさわしい遊具は何か」「本当に求められているものは何だろうか」を考えておられて。そうした多角的な視点で物事を考える姿勢は、とても勉強になっています。

― そうした環境で働く中で、北本さんから見てエブリプランはどのようなチームだと感じていますか?

一つの分野に特化するのではなく、異なる専門分野を持った人たちが集まって、一つの計画やまちづくりを進めているチームだと思います。それぞれの得意分野を持ち寄って仕事ができる、とても「多様性のある会社」だと感じています。

― 日々の業務を通して、今一番「この仕事をやっていてよかった」と感じる瞬間はどんな時ですか?

一番印象に残っているのは、石見海浜公園のアクアスランドの改修プロジェクトです。自分が設計して図面を描いた階段が、実際に形になって完成しているのを見た時はすごく嬉しかったですね。自分が思い描いたものが実際にモノになるのは、すごく感動します。
また、設計だけでなく、部署の垣根を越えて、総合計画策定に向けたワークショップの運営など色々な仕事を経験させてもらえる環境も、エブリプランに来てよかったと思うところです。

しまね大交流会では会社の広報も担当

フレックスタイム制をフル活用!家庭と仕事の両立

― 北本さんは今年ご結婚されたそうですね。おめでとうございます!最近、仕事以外で熱中していることはありますか?

ありがとうございます!今年新婚旅行に行く予定なので、今は妻とその計画を立てるのに熱中しています(笑)。

山陰の空に輝く指輪

― 結婚して、仕事への考え方に変化はありましたか?

そうですね。今までは仕事中心の生活が多かったんですが、いざ結婚して将来のことを考えていくうちに、家庭と仕事の両立という面についてすごく考えるようになりました。ワークライフバランスに、とても重きを置くようになってきましたね。

― エブリプランではフレックスタイム制を導入していますが、どのように活用されていますか?

私は今、九州大学の社会人向け建築プログラムを受講しているんですが、夜間の授業で帰りが遅くなることが事前に分かっている日があります。そういう時は、朝10時に出勤するようにフレックスを活用して、出勤前に家事を済ませておくようにしています。
逆に夕方や夜に予定がある時は、朝7時などの早い時間に出社して、夕方15時や16時には退社するようにして、フレックスを使ってうまく時間を調整し、家庭とのバランスを取っています

― 素晴らしい活用法ですね!最後に、今後の目標を教えてください。

技術者としては、地理から始まって測量、そして今の計画・設計と来ているので、今後はもっと「デザイン」の分野に挑戦してみたいです。
具体的には、公園全体の設計やデザインですね。「ここにこういう施設があって、ここに休憩所を作って」といったように、空間のデザインをやってみたいです。

ゆくゆくは建設業界のすべてに関われるように、家庭と仕事のバランスを取りながら、自分の得意分野をもっと突き詰めていきたいです。

妻と一緒に木次さくら祭りを楽しむ

おわりに

北本さんのインタビュー、いかがでしたでしょうか。

学生時代のエピソードから始まり、直感での島根移住、そして未経験の領域へ飛び込むフットワークの軽さ。その根底には「好き」という純粋な気持ちと、現場を自分の目で確かめたいという強い探求心がありました。

そして何より印象的だったのは、フレックスタイム制を駆使して家事を分担し、家庭と仕事(そして社会人大学での学びも!)を両立させている姿です。こうした若手社員の柔軟な働き方は、これからのエブリプランの多様性をさらに広げてくれそうです。

文系の視点と最新の技術を掛け合わせ、まちづくりの現場を駆ける北本さん。そのさらなる成長と活躍に、これからもぜひご注目ください!


① この人の仕事をもっと見る
北本さんの仕事とプロフィール(スタッフページ)
② エブリプランで働く人たち
ほかの社員も見る(スタッフ一覧)
③ 採用情報
エブリプランの採用情報(経験者採用)