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【おすすめ漫画】出禁のモグラ【ネタバレあり】


おすすめ漫画 第二弾
『出禁のモグラ』 
江口 夏美先生

について話していこう!

絵柄でピンとくる方はいるだろう、『鬼灯の冷徹』の作者の新作だ。

去年、アニメ化もされ漫画も現在12巻まで出ている。

私は鬼灯の冷徹から大好きなのだが、この漫画の魅力を4つの視点で紹介していく。

ネタバレしながら紹介していくので注意⚠️


①前作『鬼灯の冷徹』と繋がりを感じる世界観

前作、「鬼灯の冷徹」は鬼神、鬼灯をメインとしたあの世である地獄が舞台のギャグ漫画?と言っても良い
基本1話完結のコメディ漫画だ。

それと比べ今回は、私たちが生きる現世。
東京で大学生をしている真木くんと八重ちゃんがひょんなことから妙な男と知り合う。
ここまでで私は前作とは全然違うお話になるのかなーと思っていた。

その男と関わっていくとその男の正体がわかる。
なんとその男、百暗 桃弓木(もぐら ももゆき)はあの世から出禁をくらい、人間として現世に堕とされた元神様だったのだ。

そう!ここで前作を読んでいる読者はこの世界が前作と同じ世界線ではないかとワクワクできる。
そうしてあの読者は知っているあの世から出禁ってどういうこと?と続きが気になる。
最高に面白い一巻だ。

もちろん、前作を読んでなくても純粋に楽しめる内容で、前作読んでる人はより楽しいという二段構えである。
もう絶対続き買うってなった私はちょろい読者である。


②魅力的な絵とキャラクター

正直言って、江口先生が描く絵は結構独特でクセが強い。
もちろんそれに伴いキャラクターもだいぶクセが強い。
慣れない人ももちろんいると思うが、私はその絵が本当に大好きだ。

特に激推ししたいのは、江口先生が描く妖艶な表情をした女性だ。
これが本当に魅力的で美しくておぞましい。
人ではない得体の知れないものとゾッとさえする。
これは江口先生にしか表現できない絵だと思っている。

1番好きなのが鬼灯の冷徹の五道転輪王の補佐官、中(チュン)の初登場ゴマだ。
屋根の上から顔出して顔を傾けている顔。
今作は浮雲さんの人ではない美しい立ち姿や笑顔。
最新話の疫病神の女性の姿。
どれも人外であることがその絵の妖艶さによってわかるのが凄いし、
恐ろしさと共に魅入られてしまう。

もちろん普通の女の子も描けるし、子供も描ける。
八重ちゃんや詩魚ちゃんは幼くて可愛いし、銭銭も愛嬌があって生意気な子供で可愛い。
何より猫が可愛い。猫ちゃんがいっぱい出てくるので猫好きな人にも読んでほしい。
化け猫だけど、可愛いよ、イケブクロさん

そしてそのキャラクターたちも口を開けば面白いことしか言わないぶっ飛んだ奴らばかり。
キャラクターの背後に時々うっすら作者が言いたいことだろこれと言うこともある。
真木くんの勤め先の100均の店長とか確定申告のめんどくささ故に会社勤めを進める猫附教授とか。
総務の金田ーーー!!!!!


③現代社会の闇を重すぎずに展開されるストーリー

そして出禁のモグラは、現代社会の根深い問題をメインにストーリーが展開される。

今まで上げたれた話は、
・姉妹・兄弟間のルッキズム格差
・スピってしまう主婦
・特定のある一族だけが圧倒的権力を持ち、島民を支配する島
・拗らせたクリエーター
・機能不全家族の末路
など現実社会でも事件になっていることを心霊現象から解決していく。
解決していくというより落とし所を主人公モグラが奮闘して見つける話が多い。

こう見るとかなり重い話で読むのがしんどくなるのではないかと思われるが、心配すること勿れ。
この漫画は基本コメディなので、至るところにクスッとできる笑いがあるし、キャラたちが深刻になりずらいので
読んでいて楽しいし、説教臭くもない。
言うならば、相手が霊能力者ではなく霊や心霊現象そのものと戦っているtrickだと思ってくれるとわかりやすい。
モグラ「お前のやっていることはまるっとお見通しだ!!!」


④ヒール役が「神」であること

ここから盛大なネタバレになるが、
今最新話では、モグラと対で作られた神「疫病神」
これがヒールのような立ち位置になっている。

今まで起きた事件はこいつが自分の封印を解くために霊たちをけしかけたと言うことわかり、
復活し、その生まれてきた使命通りに動く。
イザナミノミコトが黄泉平坂にて1000人人間を殺すと言ったことで生まれたのがこの「疫病神」
その返しでイザナギノミコトがそれなら1500人人間が生まれるようにすると言ったことで生まれたのがモグラ。
そう、こいつは「疫病神」であり世の中に「疫病」を撒き散らすために人間を鏖殺するために存在している神だ。
なので悪意を持ってるわけでもこの世が憎くて悪行を行っているのではなく言わば神としての役割を全うしているだけにすぎない存在だ。

そして疫病神は、八重ちゃんや真木くんにこう言う。
「あなたたちのような善人は何も変わりませんよ」
疫病神が相手する人間はネットでよく書かれている「死んでもいい人間」
その人間を殺して疫病神は言う。
「正に天罰 死んでよかったんじゃないですか?」

ここでこの漫画、最高に面白いな!?と感動したし、ゾッとした。
この圧倒的な目標はあれど目的がない神をどう攻略していくのか。
もう一度封印するにしてもまた今回のように自力で解かれる可能性が高い。
何よりモグラと対になっている神だ。おそらく存在を消すことはモグラ自身にも影響がある気がするし
神が消滅するとは思えない。
疫病神であるのでもちろん会心させることも不可能。
もう地獄から生みの親である隠居しているイザナギ様を連れてきてどうにかしてもらうか
鬼灯様を現世に連れてきてこれ以上地獄を忙しくさせるな!!!!!とぶん殴ってもらってあの世で大人しくしてもらうしか私は浮かばない。
神がラスボスなことで最高に続きが気になる漫画になっている。


以上!出禁のモグラの私が思う魅力でした!!
なんで「出禁のモグラ」なのかは説明していないので気になった方はぜひ
アニメを見てみるか、コミックデイズでは最初1回は無料で全部読めるので読んで見て!!

最後に私がこの漫画のお気に入り台詞を載せておきます。
「パワハラ上司に限って仲間との感動ストーリーが好きだったり、家族愛アピールしてる人がDVをしていたりします。
エロい女を好む男が清純な嫁を欲しがりそしてエロい女と浮気します。
優しい人が好きと言う女が上辺だけ優しい浮気イケメンのみ見ています。
つまり恋愛とはこういった人間のみでの永久機関です。
生きたい人が早死にして生きたくない人が苦しみながら生きています。
世の中うまくいかないです。世の中は変です。
いつだって1番ほしいものは手に入りません。
3番目くらいにほしいものの方が何故か手に入りやすいです。
皆それを分かっていてそれに対する対応の仕方が多分人生の分かれ目です。」


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