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建前の話をしよう

昨日はサッカーのお食事会だった。
総勢30名超。中華料理店を貸し切って、大人卓と子ども卓で分かれる。
食べ放題、飲み放題。基本、男性陣はビールを飲んでいる。女性陣は子ども卓のお世話やらでバタバタしている。

そんな空気の中。
たまたま私の隣に座っていた、陽気な団のお偉いさんが言う。
「あなた、東京から来たんだってね?」
…おぉ。なんかキタ。誰情報だ?奥様かな。
「そうです〜」
「都会の人や!いつか戻るの?」
「あー、どうかわかんないですねー」
「旦那さんの転勤かなんか?」
いきなり聞かれて言い淀む。
「あ、そんな感じっす」

答えてしまった後に思う。
あ、この前は旦那が東京に単身赴任というテイで話してしまった。そしてこのサッカーの中には、母子3人で暮らしているということを知っている人もごくわずかながらいる。

その場限りで行き当たりばったりでのらりくらりと返答している私は、俯瞰して見れば矛盾だらけだ。これからは想定Q&Aを作っておこう、と思う。

全部を真実で語ってしまうのもなぁ、と思う。
「あ、離婚準備中の出戻りなんですー。本当は東京に買ったばかりの家があるんですけど、夫から逃げてきまして。離婚準備中なんですけど、なかなかねー。夫の弁護士から2ヶ月以上連絡ないんですよー」
…こんな話をしたら、それこそ楽しい飲みの場が凍りつきそうだ。むしろ大笑いで聞いてほしいけど、ドン引きの光景が目に浮かぶ。
それに、子どもたちが可哀想。
まぁ本音と建前は分けていこう、と思うわけで。


それで、昨日もサッカー練習を観戦していると。
「趣味がほしいよねー。時間はあるんだけどさ」と宣うママさん。
「わーかーるー。没頭できる趣味、ほしいわー」
と言う私。

本当は思う。
私の今の趣味はnote。
没頭できる趣味はある。
わたしは時間がほしい!

そんなことは口には出せないわけで。
出せたらいいよなぁ、とも思う。
出せたらカッコいいなぁと思う。

カッコよくない私は、そこそこ本音と建前は分けてやり過ごす。のらりくらりと。

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