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【徒然日記】私はあなたを許さないし、あなたも私を許さなくていい

今日は、私の思う「怒りと誠実さ」についてのお話。

※今日の記事はいささかセンシティブに受け取られる話かもしれません。お読みの際は、そこを踏まえた上でどうぞ…!
ちなみにですが、昨今急に思ったことではありませんので、今のメンタル状態は非常に元気です。どうぞご安心を…!


私は、基本的に「許せない」と思うことは、あまりありません。

それでも。

人生の中で両手に収まる程度の回数の、「これは、どうしても許せないな」という経験はあります。

先日、ふと気になって、「許せない」という言葉と「怒り」は、いったい何が違うのだろうと調べてみました。

すると、

「怒り」は一時的な感情の反応であり、「許せない」は、その怒りの根底にある相手の行為や価値観を拒絶する、持続的な認知や執着である。

という説明がありまして。

「ふむふむ、なるほど。」と、妙に納得したのです。


私は、一時的な感情として怒ることは、あまりない気がします。

もちろん腹が立つことはありますが、その場の感情をそのまま相手にぶつけることは、あまりありません。

ある程度、理性でコントロールしてしまうのだと思います。

それよりも私の場合は、「許せない」という認知のほうが残りやすい。

そんな気がするのです。

怒りは感情であって、一時的なものだから、時間が経てば静まっていく。

けれど、認知や執着というものは、自分の中で納得がいっていないのなら、そう簡単には消えないのではないか。

だから、

「別に、もう怒ってはいないけれど、全然許してないですよ」

ということも、十分にあり得るのだと思うのです。

そして私にとっては、それが「誠実」であるということにもつながる気がしています。


では、私が「許せないな」と思うのは、どういうことなのか。

大きなポイントとしては、やっぱり「理不尽」なのだと思います。

たとえば、

梯子をかけて手招きしておいて、のぼっていったら梯子を外す。

握手の手を差し出されたので、こちらも手を出したら、ありえない力で握られる。

相手にしてみれば、

「梯子をかけたつもりなんてない」
「そんなに強く握っていない」
「そもそも、先にやったのはあなたでしょう」

そう思っているのかもしれません。

こちらから見えている景色と、相手から見えている景色が、全然違うことも往々にしてあるだろうとも思いますし。

人と人との間には、そういう不確定な部分が、どうしたってあります。

だからこそ、その場の「怒り」は、ある程度のところで消えていく。

相手の事情もあるかもしれない。

自分の受け取り方が間違っている可能性だって、ゼロではない。

でも。

だからといって、「じゃあ、なかったことにしましょう」とは、ならないのです。

私の怒りの感情は、どこに向かっていて、どこに沈んでいくのだろう。


そういう先に、私が落ち着いていくのは、

「別に波風を立てるつもりはないけれど、私はあなたを許していないよ」

というところなのだと思います。

こっちに来たって構わない。

話しかけられれば、普通に話すことだってある。

必要な礼儀も尽くします。

けれど、「私は、もうあなたと一緒には行かないよ」という線を、静かに引く。それ以上、近づいてくる必要はない。

私はあなたを攻撃するつもりもないから、あなたも私を攻撃しないでください。

私はあなたを許さないけれど、あなたも私を許さなくていい。

そういう距離に落ち着くのです。

そういう自分を振り返ると、嗚呼、私は冷たいな。

と思うことがあります。

まぁ。

別に、そういう自分のことを嫌いではないのですが(笑)


結局、何が言いたいのかというと、「私は、意外と根に持つよ」と(笑)

一方的に糾弾されたら、たぶん忘れません。

謝罪もないまま、何事もなかったかのように近寄ってくる人とのお付き合いは、ご遠慮願いたい。

「自分は絶対に間違っていない」と信じて疑わない人には、少し懐疑的になる。

たぶん私は、そういう人間です。

そして、それでいいのだと思っています。

「許す」って、高度なことだよなと思うのです。

相手を憎み続けなくてもいい。
仕返しをしなくてもいい。
悪口を言い続けなくてもいい。

そういう行為だって、実は疲弊していくし、自分がすさんでいくと思うのです。

ただ、

「私は、あのことをなかったことにはしない」

と、自分の中で覚えている。

そして、必要な距離をとる。

それでいいのではないかと思っています。

もしもあなたのことを私が許していないとしても。
私はあなたを攻撃しません。
あなたも、私を許さなくていい。
ただ、お互いにそれ以上近づかず、それぞれの場所で、それぞれの人生を歩いていけばいい。

私は、そう思うのです。

それが、私の思う相手への「誠実さ」です。

許さないことと、憎み続けることは、イコールではないから。

怒っていないことと、許したことも、たぶんイコールではないから。


「もう、あなたとは一緒に歩かない」


という静かな選択も、きっとあるのだと思います。

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