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「AIに奪われない仕事」を探すより、「価値」を考えたい

日経の記事で、「AIに奪われない仕事に就きたい」という若者の言葉が紹介されていました。もちろん、その気持ちはよく分かります。AIの進化は想像以上に速く、「自分の仕事は大丈夫だろうか」と不安になるのは自然なことです。でも、その言葉を読んで、私は少し違和感を覚えました。もしかすると、本当に考えなければならないのは、「AIに奪われない仕事」ではないのかもしれません。

働き方は、いつの時代も変わってきた

振り返れば、パソコンが普及したときもそうでした。インターネットが広がったときも、スマートフォンが登場したときも、クラウドが当たり前になったときも。ハードウェアやソフトウェアが進化するたびに、私たちの働き方は変わってきました。そして今、その変化の中心にAIがあります。だから、「AIだから特別」というより、「また新しいツールが登場した」という見方もできると思っています。

AIが奪うのは仕事ではなく、「時間」かもしれない

AIは作業を速くすることが得意です。

資料をまとめる。
プログラムを書く。
文章を整える。

これまで何時間もかかっていた作業が、数分で終わることもあります。では、その浮いた時間をどう使うのでしょう。私は、ここに一番大きな意味があると思っています。AIが奪うのは仕事ではなく、「時間をかけることで成り立っていた価値」なのかもしれません。

これから評価されるのは「時間」ではなく「価値」

これまでの社会は、「何時間働いたか」が一つの評価基準でした。もちろん、それが必要な仕事もあります。でもAIが普及するほど、「どれだけ時間を使ったか」よりも、「どんな価値を生み出したか」が問われる時代になっていくでしょう。

課題を見つける。
アイデアを考える。
人と人をつなぐ。
相手の立場で考える。

AIはその手助けはできますが、最初の一歩を決めるのは、やはり人です。

「どうすればもっと良くなるだろう?」

私はAIと毎日のように壁打ちをしています。でも、不思議なことに、AIと話せば話すほど、「考えること」の大切さを実感します。AIは答えを出してくれます。でも、本当に大切なのは「どんな問いを立てるか」です。

「どうすればもっと良くなるだろう?」

「別の方法はないだろうか?」

「本当に困っている人は誰だろう?」

そんな問いを持ち続ける人は、AIを恐れるのではなく、AIを最高のパートナーにできるのではないでしょうか。

AI時代だからこそ、「考える人」でありたい

私は、「AIに奪われない仕事」を探す時代ではなく、「AIと一緒に新しい価値をつくる」時代に入ったのだと思っています。だからこそ、自分の意志を持ち、自分で考え続けることが、これまで以上に大切になります。技術はこれからも進化します。働き方も変わります。でも、その先に何があり、自分はどんな価値を生み出せるのか。その問いだけは、AIに任せることはできません。だから今日も私は、AIと壁打ちをしながら、「考えること」を楽しんでいます。

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