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Claudeにワクワクしてすぐに契約。使い始めた二人が語る、AIとの新しい仕事術

生成AIの活用が広がる中、 FCCでもこれまでChatGPTを中心に、日々の業務でAIを活用する動きが進んできました。そんな中で、以前から社内でも関心が高まっていたのが「Claude」です。

今回は、そのClaudeを使い始めたばかりの二人に、使い始めたきっかけや実際の活用方法、そしてこれから感じている可能性についてお話を聞きました。

資料作成、データ分析、業務の自動化など、日々の仕事の中でどのようにClaudeを取り入れているのか。そして、使ってみたからこそ感じた面白さやワクワク感とは何か。

これからClaudeを使ってみたい方はもちろん、AI活用のヒントを探している方も、ぜひご覧ください!


画像左)Mori Shimpei(以下、森)
FCCテクノへITコンサルタントとして中途入社。病院のDXプロジェクトへの参画を経て、現在はシステム開発プロジェクトにおいて、PLとして推進を担っている。前職では写真館での勤務経験もあり、社内ではプロのカメラマンとしても活躍中。Claudeに可能性を感じワクワクして即有料版に加入したエピソードは社内でも有名。

画像右)Hata Ryota(以下、畑)
大学進学を機に関東へ移り、人材会社のITアウトソーシング事業部を経験。その後Uターンし、ITコンサルタントとしてFCCテクノへ入社。現在は、セミナーへの登壇や複数のシステム開発プロジェクトにおけるPLを担当。Claudeをとにかく動かして同時に3つ4つのタスクを進められないかと目論見中。

「これ、自分の仕事にも使えるかも」二人がClaudeにワクワクした瞬間

――お二人がClaudeを使い始めたきっかけを教えてください。
畑:私は新卒研修やセミナーなど、PowerPointの資料作成業務がすごく多くて、「AIを使えないかな」と思っていました。過去にもChatGPTや、Gemini、Gensparkなどを使ったのですが、画像ベースで出てくることが多く、修正しようと思ってもうまく修正できず、少し諦めかけていました。

そんな中、オフィスで伊原さん岡さんが「Claudeの有料版なら、アイコンや画像、テキストも含めて全部いじれる」と話しているのを聞いて、脳汁がドバーっと出てきました(笑)。
すごくワクワクして、すぐにClaudeの有料版に加入しました。

実際に使ってみると、構成から資料まで一貫して作ってくれて、なおかつ編集もできる。それが本当にワクワクして、使い始めたきっかけになりました。

森:私もきっかけは似ていて、最初は岡さんですね。ある日、岡さんからチャットでClaudeの有料セミナーの紹介してもらいました。

そのセミナーで、これまでは自分で環境構築をして、プログラムを作成し、最後にコピペや手入力をしていたような作業を、Claudeが最初から最後まで自動で進めてくれる様子を見ました。セミナーでClaudeの凄さを実感し、「これは使っていきたい」と思ったのが、きっかけです。

畑:以前マクロとかも、ChatGPTと壁打ちして作られていましたよね。

森:そうですね。もともと「自分でもプログラムを作れたらいいな」と思っていた一方で、スキルが十分にあるわけではなくて、ファイル名の整理や保存先の振り分け、データをレポート形式へ変換するような業務を自動化したい気持ちだけが強くありました。

ChatGPTでも、要件を出しながら何度もやり取りを重ねていけば、最終的には使える状態まで持っていくことはできます。ただ、どう作るかを相談しながら進める形なので、実際の作業は自分で対応する必要があり、かなり時間がかかっていました。

それがClaudeだと、ワンクリックでアイコンやボタンなどのGUIまで含めて、実際に使える形に近いところまで進めてくれるので、本当に便利だと感じました。

――お二人はClaudeがいいなと思ってから、まずはご自身で契約されたのですか。
畑・森:そうです。

――すごいですね。料金面で少し迷う気持ちもあったと思うのですが、それ以上にワクワクが勝ったのでしょうか。

森:そうですね、私はClaudeの有料セミナーを受けたタイミングですぐに契約しました。料金のことを考えなかったわけではありませんが、それ以上に「Claudeを使ったら、業務をもっと変えられそうだ」というワクワク感のほうが大きかったです。

セミナーの中では「最初は普通のプランでもいいけど、情報をたくさん扱うとなるとやりづらいですよ」と言われて、今は1万8千円のMAXプランを契約しています。

畑:私は新卒研修やセミナーの準備が目の前に迫っていたので、無料プランなどを検討する余裕はなく、「すぐに使いたいんだ」と思って加入しました。

そうするとすぐに上限が来て、追加プランを契約したので、私も1万円ぐらいです。結局、料金に対するためらいはなかったですね。悩むことに時間をかけるぐらいなら、こんなに便利なんだから使おうと思って、そこの抵抗はなかったです。

――お二人とも本当にワクワクしてすぐに試されたのですね。
畑:そうですね。実際に使ってみると、個人的に使って終わりではなく、社内やチームでも継続的に活用できる可能性があると感じました。どの業務で使えるのか、どれくらい効率化につながりそうかが見えてきたので、今は会社として契約してもらっています。

テキストがすぐに資料に。時間をかけていた認識合わせがスムーズに

――最初に触ったとき「これは面白いかも」と感じた瞬間はどこにありましたか。
畑:一つは資料作成ですね。業務でよく複数の関係者との打ち合わせをすることがあるんですが、なかなか認識が揃わないことがあります。

今まではPowerPointで図を描きながらすり合わせをしていましたが、今はテキストですり合わせたい内容を打ち込むとClaudeが資料を作ってくれます。イメージが可視化され、認識のすり合わせがすぐできるのがいいなと思いました。

森:たしかに、Claudeにテキストを送るだけで図解された資料が作れるので便利ですよね。私も、認識のすり合わせがしやすくなる点に加えて、Claudeは属人化の解消にも役立つと感じています。

少し前にPower Automateで作った自動化フローを、別の人へ引き継ぐ必要があったのですが、一つひとつ説明するのはかなり手間がかかりそうでした。

そこで設定ファイルをClaudeに読み込ませてみたところ、フローの内容を整理した設計書や説明書のような資料を作成してくれました。

これまで担当者しか分からなかった業務や仕組みを、短時間でドキュメント化して共有できるので、属人化の解消やナレッジ共有にも非常に役立つと感じています。

自分では気づけなかった視点も。Claudeで広がる仕事とプライベートでの使い道

――お二人がどのようにClaudeを使っているか教えていただけますか。
畑:たくさんあるのですが、まずは先ほどお伝えした資料作成です。それ以外にも、大量のデータを確認したり、分析したりする場面でも使っています。

あるプロジェクトで、3万件のデータを確認したところ、1万5千件に想定と異なる箇所が見つかったことがありました。これまでは、要因をExcelの関数などを使って一つひとつ確認し、結果をまとめて仕様書に起こしていました。

Claudeを使うと、どの項目で、どのようなズレが起きているのかを分かりやすく整理してくれます。さらに、分析結果の要点をまとめたサマリーも作ってくれるので、全体像を把握しやすくなりました。

特に印象的だったのは、単にズレを整理するだけではなく、「そもそもの前提が違うのではないか」と問題提起をしてくれたことです。

実際に、私が最初に置いていた前提がずれていたことが、多くのズレが発生していた原因ということが分かり、Claudeのおかげでその原因にもいち早く気づくことができました。

あとは、Notionのカスタマイズにも使っています。Notionでタスク管理をしているのですが、ClaudeにNotionへ直接アクセスしてもらい、データベースを作ったり、ボタン一つで必要な処理が進む仕組みを整えてもらったりしています。

森: Claudeにデータ分析を任せるうえで、何か注意していることはありますか? 私は、分析の進め方や観点に漏れがないか心配になることがあるのですが。

畑:分析の進め方はClaudeに任せていますが、出てきた結果をそのまま使うのではなく、必ず自分でも確認するようにしています。Claudeの分析結果を使う前には、大元のシステム側の情報と照らし合わせて、内容にズレがないかをチェックしています。

森:なるほど。Claudeの出力を活かしつつ、最後に人が確認することで精度を高めているんですね。

畑:森さんはどのようにClaudeを使っていますか?

森:業務では今のプロジェクトの環境上まだ使えていないのですが、とにかく色々なシステムと繋げられるというClaudeの良さを活かして、個人的にGmailと連携してみました。

ちょうど引っ越しを考えていて、物件探しの何かツールが作れないかと思い、毎朝自動で各不動産サイトを回って、事前に設定した条件の物件をメールで通知してもらう、という仕組みを作りました。指示を出すと仕組みの設計から実行まで進めてくれて、自動で情報収集をしてくれるということが分かり、嬉しかったですね。

畑:毎回同じ条件で確認したり、情報を集めたりする定常タスクを自動で実行してくれるのはいいですね。

森:もっと違った使い方もできそうですよね。業務に関連する最新情報も、事前に条件を設定しておけば自動で情報収集ができるので、今後はそのような使い方にも発展させたいと思います。

畑さんは仕事以外でもClaudeは使われていますか?

畑:プライベートでは、昆虫について子供に説明するときに使っていました(笑)
アオムシがどうやって蝶々になるかとか、どこに生息してそうかとかを調べてもらって、PowerPointに起こしてもらって、それを説明するのに使っています。
しかも雑な説明じゃなくて、しっかりした教材みたいになるんですよ。子供に説明するときになんとなく答えてしまいがちなんですけど、PowerPointに起こしてもらうことで「パパはちゃんと知ってるんだぞ」と威厳を保っています。(笑)

「より頭を柔らかくしないとな」Claudeが変えた生成AIへの向き合い方

――Claudeを使うようになって、AIに対する向き合い方や考え方に変化はありましたか。
森:より頭を柔らかくしないとな、という意識になりました。今まで無意識に「これはAIには難しいかな」と思い自分でやっていたことも、Claudeを使うことでできる幅が広がってきています。

だからこそ、「自分の業務をもっとAIに合わせられないかな」という発想や、「自分のやりたいことって何だっけ」をちゃんと言葉にしていかなきゃいけないな、という意識が芽生え始めています。Claudeを使い始めて、「まずはなんでも試してみよう」という気持ちになっています。

畑:私も、ClaudeやChatGPTを使っていると、想像以上にできることが多いんだなと感じています。最近は「Excel for Claude」というものもあって、Excelの中でClaudeやChatGPTを活用し、シート同士の差分を確認するようなことができます。私たちがやりたいことをきちんと整理して伝えられたら、活用できる場面はかなり広がると感じています。

森:そういったAIの活用方法ってどこで仕入れているんですか?

畑:AIの情報にアンテナを立てている方から聞くことが多いですね。逆に私自身も「Claudeでこんなことできるようになった」と周囲に発信しているので、「この人はAIに興味あるんだろうな」と思って、新しい情報を教えてくれる方が増えているのかもしれません。

自分から発信していると、同じように関心を持っている人と情報交換しやすくなりますし、自然と新しい活用方法も入ってきやすくなると感じています。あとは、無料のセミナーなどもたまに受けています。

森:この記事を見た後だと、さらに情報が集まりやすくなるかもしれないですね。

ちょっと相談はChatGPT、作業を進めるならClaude

――Claudeと他の生成AIはどのように使い分けていますか。
森:イメージとしては、「ちょっと聞きたいだけ」のときはChatGPTを使っていますね。
やり取りしながら考えを整理したり、文章だけで完結したりするものは、ChatGPTのほうが扱いやすいと感じています。Claudeは最後まで自分でやりきる感じが、逆に重たすぎるときがあります。

畑:私も森さんに近い使い方で、ChatGPTでは壁打ちをしながら考えを整理し、Claudeでは分析や資料作成を進めてもらっています。

また、最近はプロジェクトでNotebookLMも使い始めました。NotebookLMは、読み込ませた資料や情報の中から回答してくれるので、プロジェクト資料の内容を確認したり、必要な情報を探したりするときに活用しています。

森:用途や特性に合わせた使い分けが大事ですよね。Claudeは依頼すると最後まで進めてくれる分、自分の考えを整理する間を取りにくいと感じてるので、先にChatGPTに「Claudeにどう投げたら一番いいかな」と聞いてプロンプトを作ってもらい、その後Claudeで作業をするという二段階の使い方をします。

――Claudeを使う中でどのような可能性を感じているか教えてください。
畑:ClaudeはSlackやGoogleとの連携面がすごく良いので、今後はGoogle Workspaceを積極的に使って、Slackで通知を定期的に送ってくれる仕組みや、返信の一次回答を作ってもらいたいと思います。

会社としてもGoogle WorkspaceやSlackへの移行を検討しているようなので、もし社内の主要ツールとして使えるようになったら、Claudeとの連携を試していきたいなと思います。

森:いいですね、秘書のような感じですよね。利用しているツール上の情報を読み込んだうえで提案してくれて、最後に良いか悪いかを自分で考えて判断するみたいな、そういう仕組みにすごく憧れますね。

今はまだAIとツールを認証して繋げるだけでも社内の権限などの壁があるじゃないですか。その壁がどんどん取り払われていったら面白いですよね。

畑:特に私も忘れっぽかったりするので、未読のものがあったり、返信してないものがあったら「これ忘れてないですか?」と秘書的に言ってもらいたいですね。色々なことを想像しながらワクワクしながら待ち望んでいますね。

森:みんなが社内で秘書的にAIを使うようになったら、人が確認しているとはいえ、裏ではAIが作った文章同士でやり取りしているような場面も出てきそうですね。(笑)

畑:回答まで全部任せちゃうとそうなりますね。自分なりに編集してくれていると信じたいです(笑)
実際にやってみないと分からない部分も多いので、それも含めて面白いですよね。

AIエージェントがチームのように動き、複数タスクが同時に進む未来へ

――今後Claudeで挑戦してみたいことがあれば教えてください。
森:ClaudeのAIエージェントを組み合わせて、チームのように役割分担させる仕組みを作ってみたいです。
多分すでに実行している方がたくさんいるし、Claudeの初歩的なところかもしれないんですが、自分でも一回回せるぐらいまでやってみたいなと思います。

畑:それはどのような仕組みのイメージですか?

森:それぞれの役割を設定したAIエージェントが自律的に動いて、必要に応じて別の役割のエージェントにタスクを渡したり、うまく進んでいない部分を別のエージェントに引き継いだりするようなイメージです。
そのやり取りのログをSlackに流してもらいながら、プロジェクトが少しずつ進んでいくような仕組みが作れたら面白いなと思っています。

もうClaudeには、ファイルを操作したり、外部ツールとつながったりできる「手足」があるので、うまく設計すれば、ある程度自律的にプロジェクトを進められるのではないかと感じています。

畑:たしかに。それはとても面白いですね。

森:畑さんは何か挑戦してみたいことはありますか?

畑:私は、Claudeに複数のタスクを並行して進めてもらえるようにしたいです。今は同時に動かせる作業が2つくらいで限界なのですが、3つ、4つと並行して進められるようになれば、もっと業務の進め方が変わると思っています。

森:それができるようになったら、畑さんの周りからタスクが消えそうですね。みんなのタスクをどんどん巻き取って、瞬間的に4つ5つカバーして、「なんか畑さんとやるとタスクないんですよね」みたいな未来が待っていそうです(笑)

畑:まだ手を出せていないのですが、ClaudeCodeをVSCodeで 使えるようになれば、AIエージェントを3つ、4つと複数立ち上げられるので、同時に作業を進められると思います。
デスクトップ版のチャットだと1つしか動かせないんですけど、3つ、4つやりたいならそっちを鍛えないといけないかなと思っています。ゆくゆくはVS CodeでClaudeを使いこなしたいです。

――これからClaudeを使ってみたい方向けに、メッセージをお願いします。

畑:何か思いついたら、まずはClaudeで試してみることをお勧めします。さっき森さんが言っていたように、Claudeを使うことでできる幅が広がってきているので、思いついたことを入れてみるだけでも、自分が想像していなかったアウトプットを出してくれたり、自分が整理できてなかったものを整理してくれたりします

完全にアウトプットのイメージができていなくても、「こんなニュアンスで伝えたいんだよね」というのを送るとイメージ図を出してくれるので、「ここは違う」「もっとこうしたい」とやり取りすることで、自分の中でもやりたいことが具現化ができます。

だからこそ、最初からきれいな指示を出そうとしなくても、まずは触ってみてほしいですね。使ってみることで、「こういうことにも使えるんだ」という発見が増えていくと思います。

森:たしかに、思っていた以上にクオリティの高いものが出てくる。そこがかなり助かりますね。

畑:森さんはいかがですか?

森:色々な情報を一つの場所にまとめておくことをお勧めします。Claudeを使い始めて気づきましたが、今まで残してきたメモや情報が、あとからちゃんと活用できる資産になるんだと実感しました。

少し前からNotionにいろんなメモを集めるようにしていたんですが、Claudeとつながったことで、その中の情報を引っ張ってこられるようになりました。「このときどうしていたっけ」というナレッジ検索にも使えますし、過去の記録をもとに新しいアウトプットにつなげることもできます。

きれいに整理できていなくても、自分が学んだことや知ったこと、周りから得た情報などを、まずは一つの場所にまとめて残しておくことで、あとからAIと組み合わせて活用できる可能性が広がると感じています。

畑:これからClaudeを使ってみたい方には、ハードルを高く感じず、とりあえず一度やりたいことをClaudeに送ってみてほしいですね。実際に触ってみることで、Claudeの魅力や活用の可能性が少しずつ見えてくると思います。

今回は、Claudeを使い始めたお二人に、実際の活用方法や今感じている可能性について伺いました。今後は、Claudeを既に使いこなしている方のお話や、会社としてClaudeをどのように活用していくのかについてもお届けしていきます。

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