個人で活動を続けるために、私がメンタル管理でやっていること
個人で生きるということ
こんにちは!Figaroです💐
個人事業主やフリーランスと聞くと、「会社員ではないぶん仕事もメンタルも自由にコントロールできそう!」と思う方もいるかもしれません。
私自身もそう思っていた時期がありました。
でも実際にフリーランスとして活動してみると、自由だからこそ自分で考えなければいけないことがたくさんあります。
仕事の進め方。生活リズム。体調管理。気持ちの立て直し方。
誰かが決めてくれるわけではないぶん、悩むことも増えたように思います。
それでも個人Vtuberとして、フリーランスとして、6年ほど活動を続けてこられました。
特別に意志が強かったというより、少しずつ積み上げてきた小さな習慣に助けられてきたのだと思います。
今回は私がメンタル管理のために日頃からやっていることをまとめてみます。
Vtuberに限らず、ひとりで何かを作り続けている方や、フリーランスとして働いている方の参考になれば嬉しいです。
1.生活リズムが土台
続けている人ほど寝ている
メンタルを安定させるうえで何より大事だと感じているのは「生活リズム」です。
ここでいう生活リズムは睡眠だけではありません。
食事、仕事、配信、休む時間。
日々の流れ全体を含めたものです。
フリーランスの良いところは何時に寝ても何時に活動してもいいところ。
ただ、その自由さに甘えすぎると生活の土台が少しずつ崩れてしまうことがあります。
土台が崩れると、その上に乗っている大事な活動も少しずつぐらついていく。
私はそれを身をもって知りました。
フリーランスになって2〜3年ほど経ったころ、私の睡眠時間は平均5時間くらいでした。
朝早く起きる必要がなかったのでいつも早朝4時ごろに寝る生活。
けれど当時住んでいた部屋はかなり日当たりがよく、どれだけ遅く寝ても朝10時ごろには日差しで目が覚めてしまっていました。
今思えば目覚め自体は悪くなかったんです。
でも睡眠時間は明らかに足りていませんでした。
そのぶん変な時間に昼寝をしたり、休日に10時間、12時間とまとめて眠ったり。
仕事の日に眠れないぶん、休みの日に寝だめをするような生活になっていました。
今でいう「ソーシャル・ジェットラグ(社会的時差ぼけ)」に近い状態だったのだと思います。
そのころは無気力で、毎日スマホをだらだら眺めて過ごしていました。
配信の時間だけなんとか重い体を起こす。
配信を終わったらまただらける。
しかも、いざしっかり寝ようとしても寝入りに心臓がバクバクしてうまく寝つけないことがありました。
そういう日が続いて、あるときふと「これって自律神経が乱れているのでは?」と思ったんです。
そこから少しずつ睡眠習慣を見直すようになりました。
まず決めたのは、遅くても2時には布団に入ること。
そしてできる限り7時間以上眠れるようにすること。
それまでシャワーで済ませることが多かったのですが、湯船に浸かるようにもしました。
個人的によかったのは、湯船に「BARTH(バース)」という中性重炭酸入浴剤を入れることです。
体がしっかりと温まり、ぐっすり眠ることができると感じています。
日中に仮眠をとる場合は、寝すぎないように必ず30分のタイマーをかけるようにしています。
夕方以降のリビングの照明は少し暗めの暖色系に。
そして最近は寝室にスマホを持ち込まず、寝る前に日記を書くことと読書をすることも習慣にしはじめました。
小さな工夫の積み重ねですが、今ではかなり安定して眠れるようになっています。

さすがに睡眠12時間はApple Watchの計測ミスです。
それにしても眠りすぎて少し怖いくらいですね……。
配信スケジュールは自分との約束
一時期どうしても忙しい時期は行えていなかったことですが
今は毎週の配信スケジュールを決めて、それに合わせて活動するようにしています。
もちろん配信は詰め込みすぎず、無理のない範囲です。
毎週2回の歌配信。
週に1回の雑談配信。
土曜日はメンバーシップやファンクラブ限定配信。
そして日曜日の夜の睡眠導入配信。
最初に配信の数を決めて、それを週の中にちりばめるような形です。
本当は配信は多ければ多いほど良いと、私自身は思っています。
でも配信ばかりに気を取られていると、他の作業がおろそかになってしまうこともあります。
私の場合は動画制作やファンクラブコンテンツ、連絡回り、note記事の制作なども活動に含まれています。
なので作業をする日を決めて、配信をしない日は喉を休めながらできることをする日にしています。
スケジュールは誰かに守らされるものではなく、自分との約束に近いものだと思っています。
そして決まった予定があるだけで気持ちが少し安定します。
配信を待ってくださっている方にとっても「今日は配信がある」「今日はお休みだから他の配信を見ようかな」と思える目安になるのかなと思っています。
休む日を予定に書き込む
お休みの日もできるだけ先に決めています。
私の場合は火曜日がお休みの日。
週に1日は「配信も作業もできる限りしない日」として、好きなところに出かけたり、家でのんびり好きなコンテンツや本を楽しんだりする日にしています。
火曜日がお休みだと分かっていると、他の曜日を頑張る活力になります。
お休みの日にやりたいことを考えてわくわくする時間も、気持ちに良い影響を与えてくれている気がします。
もちろん、必ずしもスケジュール通りに動けているわけではありません。
配信のある日や作業日でもついついのんびりしてしまうことも。
その際はお休みの日に少しだけ作業することもあったりします。
それでも「丸一日、活動のことを考えない日」を持っておくこと。
その存在が私の心の安定につながっている気がします。
2.書き出すことで、気持ちを外に出す
ノートに書き出すと、頭の中の渋滞が解ける
私の場合、頭の中で考えがぐるぐるしやすいタイプのようです。
一度悩みや考えごとが浮かぶと、ずっとそれについて考えてしまう。
他にやるべきことがあってもうまく集中できなくなる。
その結果自分が何をすればいいのか分からなくなって、SNSを眺めることで悩みをぼかすような時間が増えていきました。
そういう自分の癖を少しずつ変えたくて、ノートに書き出すことを習慣にしました。
最初はお気に入りのノートに書いてみるところから始めました。
でも本当に何を書いたらいいのか全然分からなかったんですよね。
「書く」という行動に気を取られて、何を書きたかったのか忘れてしまうような感じでした。
それでも続けているうちに、気持ちを書き出すことに少しずつ慣れていきました。
今ではノート1ページ分くらいなら、思ったことを割とスラスラ書き出せるようになっています。
頭に浮かんだ思考や感情をありのままに紙へ書き出す手法を「ジャーナリング」といいます。
私がそれをちゃんとやってみようと思ったのは、こちらの動画を見たことがきっかけでした。
最初、私の中のジャーナリングに対するイメージは「丁寧な生活をしている方がやってらっしゃるもの」でした。
少し自分とは距離があるもののように感じていたんです。
でもこの動画では「クリエイターこそジャーナリングをすべき」というテーマで、具体的なやり方や効果がまとめられていました。
それを見てかなり感動して、私も本格的に始めてみようと思いました。
ジャーナリングはデジタルでもできる
本格的にジャーナルを始めたのは昨年の秋ごろから。
ノートを買ってみたり、動画内のマンスリーログを作ってみたり。
いろいろ試してみた結果、今しっくりきているのはこんな形です。
朝:起きたらNotion上でジャーナルを書く
その日の自分の気持ちと
その日にやることを確認する夜:寝る前に電子ノートや紙のノートに
その日の出来事や感情を
日記のように書き出す
朝は、Notionでその日の自分を整える時間。
夜は、ノートにその日の気持ちを置いていく時間。
そんなふうに使い分けています。

毎朝といいつつサボっている時も普通にあります。
ちなみに毎日のタイトルはAIが決めてくれています。
AIに要約してもらうという選択
私がNotionでジャーナリングをする理由のひとつに「AIにそのときの気持ちを要約してもらえる」というものがあります。
毎日書いているだけだと「これで本当に整理できているのかな?」と思うことがあります。
でも毎日誰かに読んでもらうほどのものでもない(むしろ読まれないほうが自由に書き込めます)。
そういうときにNotion AIに気持ちを要約してもらったり、その日の気づきや一言の励ましを返してもらったりしています。
すると、自分の中でぼんやりしていた感情が少しだけ納得できる言葉に変わることがあります。
AIに答えを決めてもらうというより、自分の気持ちを映してもらう感覚に近いです。
それが客観視の鏡のようになっていて、今の私には合っていると思います。

↓

3.比較しない距離感
数字は燃料にも毒にもなる
YouTubeで活動している配信者にとって、どうしても気になる数字があります。
チャンネル登録者数。
同接、いわゆる同時接続者数。
高評価数。
私も例に漏れずそういった数字を気にするタイプです。
今でも気を抜くとすぐに囚われてしまいそうになります。
ただ、その日の同接のように自分では操作できないものを気にしすぎても本当に意味がないんですよね。
配信中に同接を見て一喜一憂している自分を、ファンの方が見たらどう思うだろう。
そう考えるようになってから、最近は配信中に確認画面を見ないようにしています。
恥ずかしい話ですが、以前は他の活動者さんと自分を比べて落ち込んでいた時期がありました。
世の中にはYouTubeのライブ配信における同時接続者数のランキングサイトがあります。
それを見ては「同じような内容の配信をしているのに、どうしてこんなに差があるんだろう」と思ったり、チャンネル登録者数や高評価数を見比べたりしていました。
今思えば、本当に意味のないことを繰り返していたと思います。
そんなとき、自分のモヤモヤとした感情に答えを出したくて、ChatGPTやGeminiに壁打ちをしていたことがありました。
その中で返ってきた「同接は天気と同じ」という言葉が、妙にしっくりときたんです。
天気と同じなら、そりゃ悩んだところでどうにもならないなと。
できるのは今日の天気に合わせて自分の行動を整えることくらい。
そう考えたら、少し気持ちが楽になりました。
もちろん、数字をまったく見ないわけではありません。
配信後には何人が見てくださったのか、チャンネル登録者数がどれくらい増えたのかを必ず手帳にまとめています。
ただその数字で一喜一憂するよりも、その日の自分がベストの歌い方や配信ができたか。
そこに集中できていたなら、それでよしと思えるようになってきました。
SNSから少し距離を置く時間
数字との付き合い方を見直すのと同じように、SNSを見る時間も物理的に減らすようにしています。
私の場合、特に気をつけているのはXです。
スマホで一度開くと、そのままずーっと眺めてしまうことがあります。
気づいたら時間が溶けていて、しかも少し疲れている。
そういうことが何度もありました。
なので今はブロックアプリでスマホからXを見えないようにしています。
告知などでどうしても投稿したいときだけ、5分ほどブロックを解除して使うようにしています。
見るときも活動者さんと自分を比べるためではなく、あくまで必要な情報を集めるために見る。
そういう意識に少しずつ変わってきました。
比べること自体を完全になくすのはたぶん難しいです。
でも何を見るか、いつ見るか、どれくらい見るか。
そこは自分で少しずつ調整できます。
人と比べる時間より、昨日までの自分を見返す時間を増やしたい。
今はそんなふうに思っています。
明日、ひとつだけ整える
ここまでいろいろ書いてきましたが、活動が7年目に入った今でもメンタル管理は完璧にできるものではないなと思います。
よく眠れる日もあれば、うまく休めない日もあります。
気持ちを書き出して少し楽になる日もあれば、書いても全然すっきりしない日もあります。
数字やSNSから距離を取ろうとしても、つい気になってしまう日もあります。
私は日ごろから物事が思い通りにいかなくても「しゃーない(仕方ない)」と思うようにしています。
(自分の中ではそれを「しゃーないズム」と呼んでいます。)
それくらいの気持ちでいると楽なときもあります。
でも、そう思っていても「全然楽にならない!つらい!」と感じる日もあります。
それでも、よく寝ること。
自分の感情を書き出すこと。
SNSから少し目をそらして、自分の好きなことに集中すること。
AIに自分の気持ちを要約してもらうこと。
そのうちのひとつだけでもできると、少しだけ「今日はこれでよかった」と思えることがあります。
大きく変わらなくても、小さな達成感が次の日につながってくれることがあります。
メンタル管理は「気合いで強くなること」ではないのだと思います。
自分が崩れやすいところを知って、先に休む。
考えすぎてしまうなら、一度外に書き出す。
数字やSNSに引っ張られるなら、少し距離を置く。
そうやって、自分を責める前に助ける仕組みを少しずつ作っていくことなのかもしれません。
自分のことを完全に知るには、たぶん一生分の時間がかかるんじゃないかと思います。
それでも最後の最後に「自分の人生をちゃんと味わえたな」と思えるように、これからも少しずつ整えながら活動していきたいです。
もしこの記事の中にひとつでも気になるものがあれば、明日からひとつだけ試してみてもらえたら嬉しいです。
早く寝るでも、何か3行だけ書くでも、SNSを開く時間を少し減らすでも。
全部を変えなくても大丈夫です。
まずはひとつだけ、自分を少し楽にするものを置いておく。
それくらいからでいいのかなと思っています。
ここまで読んでくださりありがとうございました!
次回は「個人Vtuberのアイデア出しでやっていること」についてまとめようと思っています。
「こういった記事を書いてほしい」「ここをもう少し詳しく知りたい」などがあればコメントで教えてもらえると大変励みになります!
Figaro
▼最近投稿した歌ってみた動画です💐
イラスト制作と動画編集を自身で行っています。
