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最近見たもの、聴いたもの♪ ⑬

フランスの映画監督にして現代芸術家、アニエス・ヴァルダが自身の人生と作品を語る自伝的ドキュメンタリー。
もともと写真家だったので写真作品も多数紹介されますが、どれも力強くて、それでいてさりげなくて、力みがないのが良かった。女性監督がほとんどいない時代に独学で映画を学んだ人というので闘志むき出しなタイプかしら…と思いきや、ガッツはあるけれどあたたかみのある、ユーモアのあるおばあちゃん。夫の映画監督ジャック・ドゥミ(シェルブールの雨傘の監督)も素敵な人だったんだろうな。
創作に命をかけるというより、生きることが創ること、なんか創っちゃうのよね…という自然体な感じに共感を覚えました。
アニエスも、最近読んだ篠田桃紅も、「老い? いやいや成熟だろ? つーか制作の邪魔なんでそこどいて」というとにかく手を動かす感じがとても好きです。
「おいピータン!!」時代から愛読しているオムニバス漫画 (表紙の大森さんと渡辺さんが結婚して「おいおいピータン!!」になりました)。今回もどうでもいいようでいて忘れられない、沁みるお話が満載です。
スターシステムを採用しているので「おい」時代からの人気キャラに会えるのも嬉しい…マユファンの皆様、この巻ではマユに、そしてあの父や母とまた会えますよ!
そして私が大好きなヨーコ!! みんな大好きヨーコ!! もう会えないかと思ったのにまた会えました(´;ω;`)ウゥゥ
私は昔の男(大森さん)にばったり会っては後悔&反省する彼女が大好き。
でもまあ、この前の彼氏は良い人そうだったし、ヨーコちゃんも上手くいってるのよね?
ヨーコの歴代の彼氏も知ってるし、親戚の娘に会うような気持ちで読みました。

デビット・リンチが大好きなのに見ていなかったのです(^▽^;)
早く見ておけば良かった。
エレファントマンは、見た目は歪でも美しいものを愛して(詩、建築、演劇、音楽…)、そしてどんなに酷い目にあっても清らかな心を失わない…リンチの自画像であり、理想像だったのかも。
そしてそんな存在に強く惹かれる形成外科医(アンソニー・ホプキンス)、愛しながらも虐待しかできない興行師(アートは本質的には見世物小屋なのかもしれず…)、そんな興行師とエレファントマンを見つめる少年の眼…。
晩年のユングが家を建てる夢を見続け、家が完成したところで旅立った(あの世に自分の家が出来たところで死去したともとれる)、そんなエピソードも思い出しました。
香港のスタントマン(スタントウーマン)達のドキュメンタリー。
DVDのジャケットにも「NO CG. NO ワイヤー そしてNEVER SAY NO」と書いてありますが、
作中でドニー・イェンが「うん、健全じゃないよね。死んじゃう人もいるし」と言っていて、筆舌に尽くしがたい、信じられないくらい危険な世界。
大の男が恐怖のあまり泣きながら、それでもスタントマンの誇りから絶対「NO」は言わずにやり遂げるというのだから…。同時に貧困のためにこの仕事に就くしかなかった人達も多く、お金を稼いでも使い方を知らず(きちんと教育を受けていないのです)博打で全部すってしまったり…。
映画は面白くてもそれを生み出すある種の搾取のシステムには非常に複雑な気持ちになります。
顔は映らない、高確率で大怪我をするし長くできる仕事でもない、香港映画自体が落ち目…それでも功夫(カンフー)が好きでスタントに命を懸ける人達。
香港映画の面白さを支えていたのが無名の彼らの身体表現だったという点でも、映画好きにはぜひご覧頂きたい1本。

そしてカンフー映画好き、ジャッキー・チェン好きの方におススメなのがこちらのチャンネル。おじさん達のカンフー駄話。小学生時代からの友人3人でカンフー映画について喋っているだけなのですが、この人達40年これをやってきたのか…なんか、いい国だな日本(最近滅多に思わないけど)としみじみするあまりにも平和で、あまりにもバカバカしいYouTube。
どんなに疲れていても、私、これだけは見ることが出来ます。動物動画に近い癒し(^▽^;)。


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青柳寧子 お読み下さり、誠にありがとうございます! 頂いたチップは今後の取材・資料購入などに使わせて頂きます。 充実した記事をご提供できるように努めて参りますので、何卒よろしくお願いします。