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自立とは依存先を増やすこと


2026年6月3日(水)朝の6:00になりました。

複雑を通り越して、最後の最後は必ずシンプルに。

どうも、高倉大希です。




自立とは、何にも依存しないということではなく。

依存先を増やす、ということである。


よく、耳にする言葉ですが。

大元はおそらく、小児科医の熊谷晋一郎先生の言葉です。


自身が脳性まひになり、行動が制限されるようになったことで。

このような考えに至った、ということでした。


自立を目指すなら、むしろ依存先を増やさないといけない。障害者の多くは親か施設しか頼るものがなく、依存先が集中している状態です。だから、障害者の自立生活運動は「依存先を親や施設以外に広げる運動」だと言い換えることができると思います。

熊谷晋一郎(2022)「自立は、依存先を増やすこと」東京人権啓発センター


何にも依存せずに、生きていくことなんてできません。

だからといって、依存先をひとつに絞ってしまうのもなかなかに危険です。


できるだけ、依存先をたくさん増やして。

その役割を、分散させる。


時間軸の中で、前に進んでいくためには。

必要不可欠なことなのだろうな、と思います。


「自立」とは、依存しなくなることだと思われがちです。でも、そうではありません。「依存先を増やしていくこと」こそが、自立なのです。これは障がいの有無にかかわらず、すべての人に通じる普遍的なことだと私は思います。

孫泰蔵(2023)「冒険の書 AI時代のアンラーニング」日経BP


子どもには、なかなかそれができません。

家と学校が、彼らの世界のすべてです。


だからこそ、大人のサポートが必要です。

だからこそ、子どもを見守るコミュニティが必要です。


学校の先生は、必ずしも模範ではありません。

あくまでも、大人の一例です。


ぼくは、先生の役割って、一つの狭い常識のなかで生きている人に、そうじゃないよと教えてくれて、でも、その答えは自分で見つけなさいよらといってくれることだと思います。だから、先生を見て、「ぼくって、わたしって、ちっちゃいなあ」と思えるような人じゃないとダメなんじゃないかなって思います。

高橋源一郎(2022)「5と3/4時間目の授業」講談社


自分にとっては、ある意味。

この note も、依存先のひとつです。


あくまでも、複数ある依存先のひとつなので。

べつにいつなくなっても、困ることはありません。


これは決して、ひとつの依存先を大切にしないということではありません。

むしろ大切にするためにも、分散させて守るのです。






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