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suzumuraxxxjun
うろ覚え読書ノート / 中島らも『中島らものたまらん人々』―浅田彰さんも負ける「たまらんひと」
うろ覚え読書ノート / 中島らも『中島らものたまらん人々』
―浅田彰さんも負ける「たまらんひと」
中島らもさんらしい、キャラが特盛の人たちのアンソロジーである。
「たまらん」が「ひどい」のか「楽しい」のかが分からない。そして
「こんなやついないだろう。」と思いつつ、実名記載もありで驚かされる。
たまらん女性がなんとも愉快。
インタビュアーのS女史。
S女史「お腹が痛い。」
らも「神経性胃炎?」
S女史「皮膚が痛い。あら塩でもんだから」(贅肉をとる美容法らしい)
飲み会の帰り
らも「地下鉄でかえりまっか?」
S女史「ノー・アイ・アム・タクシー」
らも「あのね「ノー・アイ・アム・タクシー」は、誰でも乗せるの意味よ」
S女史 「カチン」ときて、らもさんを罵倒する。その後、英会話教室に通い始めた。(S女史偉い)
らもさんも「ヒトが悪い」。多分酔ってストレートに言ったのだろうが。
・・・
鈴木芙美子嬢
らも「面白いビデオあったら貸して」
芙美子「洋画ならたくさんあるよ」
らも「そんなんじゃなくて、ポルノとかない」
芙美子「そんなもんかけたら、ビデオが痛む」
・・・
浅田彰さんも負ける「たまらんひと」
らもさんと浅田彰さんの対談。あやしい友人Kも同席。
対談での「スキゾ」「パラゾ」との言葉に、分裂ぎみのKがイライラする。
Kがすくっと立ち上がり、浅田彰さんに向けてひとこと。
K「悪いのは、医者と軍隊だ。」
彰「はい。そうですね。」思わず答える。
現代思想家もうなずかせてしまう、Kは凄い「たまらんひと」だ。
介護現場の職員、私も含め「たまらんひと」が多い。
そのうち、アンソロジーを書きたいが生々しくて難しい。
客観的でおもしろく描く中島らもさん。さすがである。
