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今週読んだ本(2026.8.2〜2026.8.8)

今週読んだ本は5冊でした。

「楽園」 夕木春央

失踪した賃貸人の消息を追い、山奥の物件を訪れた康之と沙織。だがそこに住んでいた住人たちに拿捕され、脱出のためには"誰かを殺す"ことが条件となった。
クローズドかつ特殊環境の殺人です。読者には、なんとなくわかるけど、でもそれがどう繋がるかの結末が読めない、そんな一冊でした。なるほどね、楽園、ですね。

「犯人は現場に首だけ戻る」 倉知淳

一日の捜査体験「非正規雇用捜査官」、殺人事件の情報を得て"派遣さん"の二人が謎を解く。
切断に纏わる四つの短編、安楽椅子探偵風で情報から真相を看破します。切断の論理の積み上げで面白かったです。新たなコンビの誕生ですかね?

「少女は殺人の夢を見る」 阿津川辰海

読書サークルの読書会で飲み物を口にすると、課題本そっくりな夢の世界へ、謎を解かないと現実に戻れない?
既存のミステリをオマージュとした夢ミステリです。いかにひねって新しい謎が生まれるか、ラストは九角館でした。

「山上のフェイク」 潮谷験

山上のコテージで開かれた同窓会。下山しない参加者を案じて送り込まれた山岳救助隊たちは、そこで刺殺体を発見する。
記録された事件と救助隊の奔走の物語です。謎解きよりサスペンスという感じでした。一応ひねりはあるのですが、流れるままに展開するので驚きとかはなかったです。ただ、犯人に中途半端さを感じてしまいました。

「最上階の殺人」 アントニイ・バークリー

四階建てフラットの最上階で発見された女性の絞殺死体、小説家ロジャー・シェリンガムは事件の謎に惹かれていく。
なるほど、いじわるなミステリと感じてしまったり。探偵の思惑、作者の思惑、読者の思いが錯綜しますね。本当のところ、というのがうまく見えてないのが上手いです。わかる人にはわかってる?

おまけ

今週買った本は4冊でした。

ここまで目を通していただき、ありがとうございました。

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