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長年解決できない問題がある会社が、必ずやっていること

昨日の記事では、
「なぜ同じ問題が何度も繰り返されるのか?」
という問いについて書きました。

今日は、
その続きです。

実はちょうど今日、
会社でもあるミスが起きました。

そして、
そのミスを是正するために、
いつものようにあるシートに取り組むことになりました。

そのシートとは、
いわゆる「5回なぜを繰り返す」シートです。


「またこのシートか…」

問題が起きると、
そのシートに原因を書き出していく。
「なぜ?」を5回繰り返して、
原因を掘り下げていく。

多くの会社で見かける、
よくある取り組みだと思います。

ただ、
正直に言ってしまうと――

「それ、何年やってるんですか?」

という疑問が、
どうしても浮かんできます。

なぜなら、
その会社では
同じようなミスが、
何年も前から繰り返されているからです。

問題が起きる
 ↓
シートを書く
 ↓
是正する

この流れは、
ずっと続いています。

でも、
問題はなくなっていません。


その取り組み、本当に意味がありますか?

ここで一つ、
素朴な疑問が出てきます。

もし同じ問題が繰り返されているなら、
その取り組みは、
本当に意味があるのでしょうか?

もっと言えば、
その方法は、
本当に正しいのでしょうか?

問題が解決していないのに、
同じやり方を続けている。

この状況を見て、
「やり方を変えたほうがいいのでは?」
と疑問を持つ人が、
ほとんどいない。

これが、
私にはとても不思議に感じるのです。


問題解決の方法が、アップデートされていない

もしかすると、
「長年解決できない問題」を
抱えている多くの会社では
問題解決の方法そのものがアップデートされていない
のかもしれません。

ミスが起きるたびに
シートを書く。

でも、
その結果として
問題が減っているのか?

ここを検証している会社は、
意外と少ないのではないでしょうか。

もし問題が減っていないなら、
それはつまり
本当の原因を見つけられていない
ということです。


「真因」をつかまなければ、問題は消えない

例えば、
トヨタ自動車の現場では、
原因分析の中でよく
「真因」
という言葉が使われます。

文字通り、
本当の原因です。

いくら対策をしても問題が繰り返される場合、
多くの場合は
真因にたどり着いていない
だけなのです。

「5回なぜ」を繰り返す方法も、
本来はこの真因を見つけるための手段です。


いつの間にか「作業」になってしまう

ところが会社の中では、
この取り組みがいつの間にか
「決まりごと」
になってしまうことがあります。

問題が起きたら

  • このシートを書く

  • この手順で進める

  • このフォーマットで提出する

つまり、
問題を解くための手段が、
作業になってしまっている。

するとどうなるか。

本来は
「原因を突き止める」ための取り組みが
「書類を書く仕事」
になってしまうのです。


昔うまくいっていた方法が、今も正しいとは限らない

もう一つ見落とされがちなことがあります。

それは、
条件は常に変わっている
ということです。

  • 人が変わる

  • 設備が変わる

  • 仕事量が変わる

  • 環境が変わる

昔はうまくいっていた方法でも、
今の状況では合わないこともあります。

それなのに、
「昔からこのやり方だから」
という理由だけで
同じ方法を続けてしまう。

これでは、
問題が繰り返されても
不思議ではありません。


問題が解決しない会社の共通点

長年解決できない問題がある会社には、
ある共通点があります。

それは、
問題の解き方が固定されている
ということです。

つまり、

  • 問題が起きる

  • いつもの手順で対処する

  • また問題が起きる

このサイクルが
ずっと続いてしまう。


だからこそ必要なのは、この問い

ここで、
改めて考えてみてほしいのです。

「そのやり方、本当に今も正しいですか?」

もし同じ問題が繰り返されているなら、
見直すべきなのは
問題そのものではなく、
問題への向き合い方
かもしれません。


そして、
ここで次の問いが出てきます。

「そもそも、私たちは本当の原因を見ているのだろうか?」

この問いを持てるかどうかで、
問題解決の質は大きく変わります。


※こうした「問いの立て方」や
本当の原因に近づくための考え方については、
コミュニティの中でもう少し具体的に解説しています。

興味のある方は、
初月無料にしていますので、
そちらも覗いてみてください。

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