#514|書籍編集者がやっている時間術【フリートーク】
このnoteは2022年10月28日配信のVoicyの音源「フォレスト出版チャンネル|知恵の木を植えるラジオ」の内容をもとに作成したものです。
メールをチェックする時間
今井:フォレスト出版チャンネルのパーソナリティを務める、今井佐和です。本日はVoicyハッシュタグ企画「生み出す時間術」というテーマで編集部の森上さんと寺崎さんとフリートークでお話をしていきます。森上さん、寺崎さん、よろしくお願いします。
森上・寺崎:よろしくお願いします。
今井:本日はVoicyハッシュタグ企画「生み出す時間術」ということなんですけれども、編集のお仕事をしていると同時進行でいろんなものを進めていくので、時間に追われることも多いと思うのですが、オリジナルの時間術はお持ちですか?
森上:そうですね。もしかしたらリスナーの皆さんもやっているかもしれませんけど、メールをチェックする時間を決めちゃって、他の作業をやっているときはなるべくメールを見ないとか、そういうことはやっていますね。
今井:寺崎さんはいかがですか?
寺崎:一時期は勝間和代さんの影響で、メールの送受信の時間を決めるっていう、森上さんが言っていたことをやっていたことがあったんですけど、緊急の連絡に対応できないことがあって、今はなるべくすぐに返しています。で、緊急の連絡かどうかを判断するためにスマホでまずメールを見て、すぐ返さなきゃいけないときはパソコンでメールを返すんですけど、そんなに急ぐことないものは未読のまま置いておく。スルーしないように、あえて未読の状態で置いておいて、時間的余裕ができた時に返す。そんな感じにしていますね。
森上:確かに俺も徹底してそのやり方をやっているわけではなくて、緊急時のものに関してはすぐに対応しないと自分の首が締まるので、そこだけは気を付けるようにはしているんですけど、逐一メールを確認しているとなかなか仕事が進まないが悩みどころで、できるだけ見る時間をざっくり決めておきます。寺崎さんはスマホで見るって言ってたけど、俺はポップアップを見て、誰かから来ているとか、これは早く対応したほうがいいかなというものはすぐに見たりっていう感じかな。
寺崎:あと、メールだと件名を見て、「あ。これはめんどくさいやつだな」とか、「この人からの連絡は大概めんどくさいぞ」っていうのはとりあえず置いておいて……。
森上:(笑)。
寺崎:心の余裕ができたときに対応する。
森上:その作戦、こんなところでしゃべっちゃって大丈夫(笑)?
寺崎:大丈夫、大丈夫(笑)。
今井:優先順位を考えて、かかる時間を予測しながら対応していく感じなんですね。
寺崎:そうですね。それが時間を無駄にしないことにつながるのかな。
日本一忙しい経済アナリストがやっている、まとまった時間のつくり方
森上:あとこの前、ゲストに来てくださった馬渕磨理子さん。あの方も忙しい方で、佐和ちゃんも覚えていると思うけど、馬渕さんのやり方の1つに、打ち合わせとかミーティングは全部詰め詰めにして、5分おきに入れちゃうっていうのがあったじゃないですか。
今井:はい。びっくりしました。
寺崎:オンラインミーティング?
森上:そう。オンラインミーティングはもちろんそうだし、例えば先方がこちらに来てくれる場合も含めてだと思うけど、社内ミーティングも含めて。たぶん、今はオンラインミーティングが多いんだろうけど。詰め詰めにして、まとめちゃう。
寺崎:あとでまとめた時間をつくるのね。
森上:そうそう。間に30分とか中途半端な時間はつくらないことを意識していると。でも、なかなかうまくいかないものだね。
寺崎:確かにね。ミーティングとミーティングの間の30分で何ができるかっていうと、ほとんど何もできないもんね。
森上:そうなの。でも、馬渕さんのやり方を学んでやろうとしているんだけど、なかなかうまくいかないんだよね。佐和ちゃんは、あの話を聞いてからやったりしている?
今井:はい。実は今日、3つ収録と打ち合わせが入っているんですけど、全部5分刻みでたまたまうまく入れることができまして、いい感じに1日を過ごせているなと充実感がありますね。やっぱり時間が少しだけあくと、「この時間どうしよう」っていう感じでボーっとしてしまったりするので、そういうのがないのはちょうどいい感じですね。でも、森上さんがおっしゃる通り、相手ありきなので、なかなかうまくパズルのようにハマる日は続くわけではないんですけれども。なるべく調整するように心がけています。
森上:なるほどね。それだけでもだいぶ時間がつくれますもんね。
今井:そうですね。
寺崎:確かにね。1時からミーティング、3時からミーティングとかだときついよね。「1日何もできない!」みたいな。
森上:なんもやってなかったわっていう感じで終わっちゃう。
ストレス耐性が一番分泌している時間帯
寺崎:あと、『働くあなたの快眠地図』っていう、角谷リョウさんが著者の本を担当した以来やっていることなんだけど、朝ってストレス耐性のホルモンのコルチゾールが一番分泌されている時間らしくて、つまりストレスに強いんですよ。なので、午前中にややこしいめんどうな仕事を片付けちゃうっていうのをやっていて、これは結構おすすめです。
森上:なるほど。いわゆるストレス耐性が強いときにストレスがかかるものをやっちゃうと。
寺崎:そういうことですね。
森上:なるほど。それは朝起きてからが一番高くてだんだん低くなってくると。
寺崎:そう。だから、朝ってボーっとしているからダメな感じするじゃん。
森上:うんうん。
寺崎:でも、実はそんなことはなくて、コルチゾールって朝が一番高くて、夜になるにつれ、どんどん下がっていって、最後は低くなるっていう状態なので、朝を制する者は1日を制すると。
森上:なるほどね。そしたら、通勤時間って一番高いときだよね。
寺崎:そうなんですよ。もったいない。だから、最近は電車も空いているけど、昔は超満員電車ってあったじゃん。あれでコルチゾールをみんな、使っちゃって。
森上:ムダ使いだね。
寺崎:そう。会社に着く頃には疲れているみたいな。
森上・今井:(笑)。
今井:確かに。以前は通勤するだけで1日の仕事が終わったっていう感じがありましたよね。
森上:通勤時のストレスに使っちゃうわけでしょ。
寺崎:そうなんですよ。もっといい使い道がありますよって。
森上:なるほど。でも、俺は事務仕事っていうか、細かい仕事、とにかく頭を使わなくてもいい仕事ばかりを午前中にやっちゃうことが多いんだけど、そういうのはあまりよくないっていうこと?
寺崎:もしかしたら、頭の使わない事務仕事は午後に回したほうがいいかもしれない。
森上:なるほど。午前中はまだ頭が回っていない感じがするのは幻想なんだろうね。よく受験対策とかでも朝はエンジン掛かるまでは3時間かかるとか。それはコルチゾールってどうなんだろう……。そこは人それぞれなのかもね。とにかく通勤時間っていうのはもったいない時間なんだね。
寺崎:もったいないです。人によっては朝型、夜型があって、夜にすごく仕事が捗るっていう人もいるし、一概には言えないんですけどね。
森上:でも、メールの返信とかで「いろいろと考えなきゃ」って言って、時間がかかりそうなものとかは、翌朝にやっちゃうくらいのほうがいいんだね。
寺崎:それはそうだと思う。それは体感しましたけど、やっぱり夜はめんどい。でも、朝は割とすんなりできちゃう。
倍速視聴、やってます?
森上:なるほどね。ところで、「生み出す時間術」というテーマですけど、生み出しているかな?
寺崎:(笑)。
森上:「生み出す時間術」で、わかりやすいところで言うと、最近このVoicyの他社本研究で1回出した『映画を早送りで観る人たち』ってあったじゃん。俺はVoicyの他のチャンネルは1.5倍速で聞いているんだけど、それは時間を生み出しているよね。1本のところをそれで2本聞けるもんね。
寺崎:俺もネットフリックスではやりますね。
森上:ドラマでも映画でも?
寺崎:映画はあまりしないかな。ドラマはラブシーンとかがいらない作品って結構あるじゃん。「ストーリー展開を早くしてくれ」みたいな。「こういう絡みとかいらないから!」みたいな。
森上:サスペンスだったら、サスペンスのところだけ見たいみたいな?
寺崎:そうそう。
森上:ほー。ラブシーンはいらないんだ。
寺崎:ラブシーン問わず。
森上:飛ばしちゃうって言うこと?
寺崎:飛ばしちゃう。
森上:(笑)。なるほど。そういうのはまだ俺はできないんだけど、普通の情報番組とかさ、TVerとかもたまに使うんだけど、ビジネス系のニュース系のもの、そういったものはやっぱり倍速で見るようにはしている。だから、使い分けるようにはしているけど、ドラマ、映画はさすがに倍速にすると製作者の意図を外しちゃうんじゃないか、っていうね。勝手なこっちの製作者に対してのリスペクトで、できるだけそこはしないようにしているんだけどさ。
寺崎:なるほどね。新聞とかも今はスマホで見るんですけど、何年も読み続けていると見出しの速読はできるようになってきたね。これは関係しそうだなっていうやつだけチェックするっていう。
森上:はいはい。チェックする、しないで振り分けて、一気にそこだけ見るっていうね、それはやることがあるよね。
寺崎:だから、最近は若い人たちがタイパと言って、インスタグラムのとりあえず気になったものを保存して、あとで熟読するみたいな。あのやり方はいわゆる時間術なのかな、今時の。
森上:なるほどね。
寺崎:俺も最近マネするようにしている。全部保存、全部保存。
森上:まあ、コンテンツによるのかな。
寺崎:佐和ちゃんは、時間術って何かあります?
今井:私は朝に「今日1日のやることリスト」をバーッと書き出して、優先順位をつけてから取り掛かるのと、あとは目の前にスマホがあると通知の音が気になってしまうので、なるべく通知はオフにしつつ、緊急連絡だけはくるような設定にして、集中するときはスマホを目の前におかないで、隠して集中する時間とそうでない時間でなんとなく分けていますね。
森上:なるほど。その使い分けがうまそうだな。俺たちがこの収録をしたいと連絡するときも佐和ちゃんはすぐに返してくれるよね。すごくありがたいよね。
今井:いえいえ。それも私の場合はすぐに忘れちゃうので、気づいたらすぐに返すというのは徹底するようにしていて。でも、気づいて返してもそのスケジュールを忘れちゃうと元も子もないので、自分がスケジュールチェックができないときは返信しないっていう。そういう感じで、漏れがないようにしつつ、なるべく早くという、間を取るように心がけています。
寺崎:俺、時間術の個人的な課題が、『7つの習慣』の“重要だけど、緊急性が低いもの”。例えば、最近の流行りのリスキリング、将来のための勉強。緊急性はないけどもやっておいたほうがいいものってなかなかできなくて。言い訳なんですけど。そこを長い時間で考えたら、やっておかないといけないよなって。
人は締切を決めないと動かない
森上:それはあるね。あと1つ、俺が書籍の編集者という立場でやっているのが、企画が通るじゃん。そしたら、2週間以内に著者とのミーティングをスケジュールに入れる。すぐに話をする。まだアポイントができていない人は時間がかかっちゃうけど、事前にアポイントが取れている方で企画が通ったものについては、できるだけすぐに連絡をして、ミーティングを設定しちゃう。
寺崎:なるほど。それは俺もやるな。ケツを決めちゃわないと、動かないよね。ツールで8カ月後までの進行表を、ケツを決めて、月初に作るのを何年もやっているんですけど、それで組み込んでおかないと、自分も動かないし。
森上:動かないよね。自分を動かすために先にミーティングを入れちゃうっていう感じだね。
寺崎:確かにこれは最強の生み出す力かも。
森上:そうすると、物事が動き出すよね。
寺崎:動き出さざるを得ない。
森上:そう。だから、今はこのVoicyを火曜から金曜までは毎日やっていて、スケジュールをみんなで見える化して作っているじゃん。あれもバンバン入れていくと、その意識も高まるし。そういったことかな。
寺崎:そんな感じかな。ここで佐和ちゃんのまとめが入る感じかな。
今井:はい(笑)。「生み出す時間術」ということで、いろいろとお話をしてきましたけども、リスナーの皆さんもいろいろと試してみていただけたらと思います。ということで、本日はVoicyのハッシュタグ企画「生み出す時間術」というテーマでお送りいたしました。森上さん、寺崎さん、ありがとうございました。
森上・寺崎:ありがとうございました。
(書き起こし:フォレスト出版本部・冨田弘子)
