#727_外国で暮らす人の日本語_日記
日本育ちの私たちが無意識に文章ににじませてしまう湿度、どこか情念めいた重みがなく、日本語そのものが軽やかに、透き通った風のように心地よく渡っていく感じ。
外国で日々を過ごしながら、瑞々しい感性で世界を丁寧に掬い上げるからこそ生まれる、独特のみずみずしさを感じます。
言葉の湿度や手触りを感じるのは、書く習慣をつけてから、音や香り、光の粒子みたいな……目に見えないものに注意を向けて、言葉を紡ぐことで、相手とは違う景色を見ながらも、表現者としてどこか通じ合うような、静かで清々しい、世界観の交差がそこにあるのだと思いました。
<了, 約 250 字>
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