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🌺ウメさんと喜三郎の縁側シリーズ「縁側ってなんや?――それは、言葉がやさしくなる場所」

🌿縁側で、つながる話。


👦「なあ、“縁側”って、なんなん?」
ぽつんと聞いてきたのは、近所の子や。
最近、よう縁側の前で立ち止まっとる。

👴「ふむ……ええ質問やな」
喜三郎は湯飲みをそっと置いて、縁側に腰を下ろした。

🌺「“縁側”いうんはな、家の“へり”にあるけど、心の“真ん中”になる場所やで」
ウメさんが笑って、縁側の床をとんとん叩く。


◆縁側って、どんな場所なん?

むかしの家には、たいてい縁側があった。
土間と座敷のあいだ。外と内のあいだ。
木の板が敷かれてて、そこに座って、風を感じたり、道を行く人をぼんやり見たり。

お茶を飲んで、漬物をつまんで、近所の誰かが通れば「おう、おかえり」と声をかける。
なんでもない会話が、なんともあったかかった。


◆なにが、ええん?

縁側のええとこは、“余白”や。
「喋らなあかん」って場所やない。
けど、喋りたなったら、ちゃんと受け止めてくれる。
黙ってても、そこに“おる”ってことが、ちゃんと伝わる。

🌺ウメさん:「ほら、黙っててもな、風が心に通るんやで」
👴喜三郎:「言葉にならん思いこそ、縁側に置いていきやすいんや」


◆今、縁側が減ってしもた時代で

都会では、縁側がある家なんてほとんどない。
中高年でも、実際に座ったことある人は少ないかもしれん。

けどな――
心のなかに縁側があったらええんちゃうかと思うんよ。
誰かの言葉に耳をかたむけて、
自分の想いをそっと置ける、そんな時間。

スマホの中でも、カフェの一角でも、
こうして言葉を交わす場所でも。

それが、**“現代の縁側”**かもしれへん。


👦「……ここ、なんか落ち着くな」
🌺「せやろ?ほな、あんたの話も、聞かせてな」
👴「縁側はな、聞いてくれる場所やさかい」


🌞ちょっとだけ、考えてみてほしか

あなたにとっての「縁側」って、どこやろ?
そして、誰と座りたい?

もしひとりでも、
「ここが“縁側”や」って思える時間があったなら、
きっとそこから、誰かとのつながりが生まれるかもしれへん。


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昔の話でもなく、未来の約束でもない。
でも、ここに“ちゃんと流れてる時間”があると思ったら――
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#言葉にならない想い
#心に残る会話劇
#ウメさんと喜三郎

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