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「うちは大丈夫」で毎回悩む人へ。避難の判断、私はこう組み立てています


1. こんな場面、ありませんか

ハザードマップ(自然災害で被害が想定される範囲や程度を示した地図)を開いてみると、自分の家がちょうど、浸水想定エリアの境界線あたりにある。色がついているエリアからほんの数十メートル外側。「これって、避難したほうがいいのか、それとも家にいて大丈夫なのか」、毎回この境界線の位置に振り回されます。

自治体から避難情報が出るたびに、スマホの画面を見ながら「今回はどうしよう」と考える。でも結局、明確な基準がないまま「前も大丈夫だったし」で在宅を選び続けている、という方も多いと思います。私自身、ハザードマップ上で境界線ギリギリの場所に住んでいた時期があり、台風のたびにこの判断で悩みました。

一度、判断が遅れて、避難所への道が近くの川の増水でかなり歩きにくい状態になってから移動したことがあります。結果的には大きな被害はありませんでしたが、あのときの「もう少し早く動いていれば」という感覚は、今でも判断の基準として残っています。

このnoteは、そのときの反省も踏まえて、私が自分なりに組み立てた「避難所に行くか、在宅避難するか」の判断手順です。ハザードマップの読み方、自治体から出る避難情報のどこを見るか、在宅避難を選んだ場合にいつまでその判断を続けていいかの見直しタイミングまで書いています。

先に断っておきますが、このnoteは判断の材料を整理するためのものであり、最終的な避難の判断や、自治体から避難の情報が出た場合にどう行動するかは、お住まいの自治体からの情報と、ご自身やご家族の状況を優先して判断してください。

2. 先に言っておきたいこと(向いていない人)

  • 土砂災害警戒区域(崖崩れや土石流のおそれがあるとして指定されたエリア)や、浸水想定の深さが大きいエリア(1階の天井近くまで浸水するような想定)に、ハザードマップ上で完全に含まれている方には、このnoteで扱う「境界線上での判断」というテーマ自体が当てはまりません。そうした区域にお住まいの場合、早めの避難を基本の選択肢として考えることが、一般的な防災の考え方として強く推奨されています。

  • すでに自治体から避難指示など、避難を求める情報が出ている状況で、これから判断材料を集めようとしている方には、このnoteを読む時間よりも先に、まず避難行動を優先してください。このnoteは、情報が出る前の「備えとしての判断整理」を想定しています。

  • 単身で身軽に動ける方より、高齢者や乳幼児、体の不自由な方など、避難に時間がかかる家族がいる方は、判断のタイミングをこのnoteに書く目安よりもさらに早める必要があります。避難に必要な時間は家族構成によって大きく変わることを、先に触れておきます。

上記に当てはまらない、「境界線上に住んでいて、毎回の判断に一定の基準を持ちたい」という方向けに書いています。

3. 全体の流れを3ステップで

  1. 自宅のハザードマップ上の位置と、想定されるリスクの種類・程度を事前に把握しておく

  2. 台風接近時に出る避難情報を、どのタイミングでどう受け止めるか決めておく

  3. 在宅避難を選んだ場合に、状況が変わったときの見直しポイントを決めておく

有料部分では、この3つについて、私が実際にやっている確認の仕方と、判断に迷ったときの考え方を書いていきます。


4. ここから有料部分です

ここから先は、実際に私が行っている確認・判断の手順を1つずつ書いていきます。繰り返しになりますが、最終的な判断は、自治体からの情報とご自身の状況を優先してください。

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