【第二十二弾】「振り返り」について;学校生活ではイベント,社会生活では日常の中にあるもの
~忙しくても続く,超シンプルな振り返り習慣の提案~
第二十弾,第二十一弾と続けて
・失敗は回収できる
・次に使える形に1つ変える
という話をしてきました。
でも,ここで多くの人が止まります。
「そんなことは分かっている。
振り返る時間なんてない!」
夕方になれば疲れているし
やろうと思っても後回しになる。
気づいたら, 何も変わっていない気がする。
この状態は,かなり多いです。
昔の私もそうでした。
(熱弁しすぎかな…少し長いです。
お付き合いください。)
振り返りが大事なのは分かってる。
でも,毎日そんな時間はない。
それでも成長している人は,
振り返りの考え方が違うのです。
① 学校の振り返りを引きずっている
学校生活での振り返りと,
社会生活の振り返りは異なります。
学校では,特別なことの後に振り返りはあります。
・テストや模試の後の見直し
・学期末にそれまでを振り返る成長や反省
・行事ごとに時間を取ってやる振り返り
つまり, 振り返りはイベントでした。
だから社会に出ても,
ちゃんと時間を取ってやらないといけない!
と思ってしまう。
学校での “ 振り返りの前提 ” を,
そのまま使ってしまっています。
② 社会の振り返りは“日常”
でも,社会は違います。
振り返りは
“ イベント ” ではなく
“ 日常 ”の中にあるもの
です。
なぜなら,
・似たような仕事が毎日続く
・同じような場面が何度も来る
から。その中で少しずつ修正していく
必要があるのです。
毎日続くからこそ,
「ちゃんとやる振り返り」は続かない
「一瞬で終わる振り返り」は続く
のです。
③ 目的がそもそも違う
学校の振り返りは,
間違いを正すこと
が目的です。
でも,社会の振り返りは,
自分を少し変えて次に進むこと
が目的です。
この違いに気づかないと,
・深く考えすぎる
・ちゃんとやろうとして続かない
・続かないから余計に辛くなる
という,負のスパイラル状態になります。
この思考は,
心身の健康状態に黄色信号が灯ります。
ここでは,
心のしなやかさが必要となるのです。
④ 超シンプルな振り返りの型
この状態にならないように,
退勤前に,やることはこれだけでいい。
「今日,昨日と違ったことを1つだけ書く」
書くのです。スマホに打ち込むのではなく,
紙に書くのです。
たとえば,
・「結論から話せた」
・「確認を1回多く取った」
・「分からないことをそのままにしなかった」
これだけです。反省も分析もいりません。
NG(学校の延長)
→「今日は資料作成でミスがあって💦原因は…」
→ 重くて続かない
OK(社会のやり方)
→「今日は “ 結論から話す ” を1回できた」
→ 30秒で終わるから続く
⑤ なぜこれで変わるのか
理由はシンプルです。
言葉にした行動は,次も再現しやすいから。
人は,ポジティブな言葉を発すると,
脳にポジティブな回路が作られます。
・意識したことしか繰り返せない
・言語化したことは定着する
これは,何歳になっても言えることです。
1つの変化を見つけるだけで,
続ければ成長は積み上がる。
自分の成長は,自分で作れるのです!
⑥ 続けるコツ
ここも大事です。
絶対に完璧にやろうとしないでください。
・できなかった日は書かなくていい
・思いつかない日は「なし」でもいい
それでも続けていると,
変化に気づく力がついてきます。
継続は力なり,これは本当です。
実験台が私です。
余裕がある日は,
明日,1つだけ変えること
を決めてみる。
・「明日は最初に結論を言う」
・「明日は1回多く確認する」
前向きで言い切った言葉にすると,
振り返り → 行動
が,自然につながるようになってきます。
いつか,なります。
⑦ まとめ
学校では,振り返りはちゃんとやるもの。
社会では,振り返りは軽く続けるもの。
この違いに気づくだけで,
・振り返りのハードルが下がる
・続けられるようになる
・日々の変化を実感しやすくなる
学校で身につけた “ 正しいやり方 ” が,
社会では “ 続かない原因 ” になることもある。
だからこそ, やり方を変えるだけでいいのです。
昨日と違うことを,1つだけ。
それを拾い続けることが,
気づいたときには大きな差になり,
自分の可能性を発揮し続ける動力へと変化します。
次回は,
「頑張っているのに評価されない人がハマる “ 学校の思考 ” 」
について書きます。
