第13話 「アラジンとのご縁」
シーバスリーガル ミズナラのキープが少しずつ増え始めた頃の話。
担当営業がアラジンに変わった。
アラジンはよくシュエットへ顔を出してくれるようになり、会社の歓迎会などでも利用していただいた。
そして、
まだミズナラを飲んだことのない
お客様には、
「良かったら飲んでみてください。」
と、自分のキープボトルから一杯振る舞うこともあった。

お客様受けも良く、一生懸命。
そんな姿を見ているうちに、私はアラジンを応援したくなった。
私は昔から、頑張る人を応援したくなる。
応援すると決めたら、とことん応援する。
それが私の性分。
当時は、まだミズナラの認知度も高くなかった。
だから、お客様に説明できるよう私なりに勉強した。
ある日、お客様とミズナラの話をしていると、アラジンが笑いながら言った。
「ママ、うちの営業より詳しいですね。」
私は即答した。
「だって勉強したもん!」

お酒を売る店のオーナーなのだから、お酒のことを知るのは当たり前。
そう思っていた。😁
ミズナラをおすすめし続けた結果、キープはどんどん増えていった。
そしてある日、アラジンから驚く話を聞いた。
「福岡でミズナラだけのキープ本数なら、シュエットが一番ですよ。」
「え!ほんと⁉️」
思わず聞き返した。
気が付けば、7坪の小さな店の棚にはミズナラブルーのボトルがずらりと並んでいた。
その後は下段の棚までミズナラで埋まるほどになった。
もちろん、お客様がキープしてくださったおかげ。
棚がいっぱいになると、今度は仲良くしているスナックのママたちやBARのマスターにもアラジンを紹介した。
紹介する前には必ず確認する。
「お酒屋さんはどこ使ってる?」
アラジンの担当酒屋さんを通さなければ、彼の成績にはならないからだ。
応援すると決めたら、そこまでこだわる。
それが私流の応援だった。
そして翌年だっただろうか。
アラジンはシーバスの売上日本で3本の指に入る営業となり、シーバスリーガル本社のあるスコットランドへ招待された。
もちろん、それはアラジン自身が頑張った結果だ。
私は微力ながら応援したが、
とても嬉しかった。
やっぱり頑張る人は結果を出す。
そういえば、ボスママを「長女」、私を「次女」と呼び始めたのもアラジンだった。
長女ママの店、次女は、シュエット
姉妹店です。とお客様に言うようになっていた。
一次会のて、シュエットを使い、
二次会で、長女ママの店へ
長女ママの店が、いっぱいの時は、
降りて来てくださり。
シュエットは、ウェイティングルームになっていた。ありがたい話。😁
後に、この長女・次女という呼び方が、新しいご縁へと繋がっていくことになる。
シュエットは閉店したが、
そのご縁は、今でも続いています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
これからも、シュエットZooの珍獣たちと物語を見て下さいね。🤗
まだまだつづく…
