【愛はあるけど】あの時ツルツルを選んでいれば
今時のお家はみなさま床はフローリングなんですかね。
羨ましい…。
私たち夫婦が結婚した時築浅の中古物件だったこの家を買った。新婚なんだから綺麗にしよう!と義父が張り切ってくれて床なんぞを張り替える手配をしてくれたのだが、その時夫がカーペットがいいと言いそのまま我が家の床はずっとカーペットのまま。私が選べたのは色だけだった。
夫の実家はフローリング…ではなく所謂板の間。古い日本家屋なんてみんなそうなのだが夫にとってのその床は冷たくて固いという印象でしかなく、板の間に近い感覚のフローリングは選ばれなかった。
その時はよかった。
だが十数年たった頃猫と暮らすようになり、このカーペットが実に厄介であることに気付かされる。
猫はいいよ。走りやすいだろうし、時々カーペット相手に爪研ぎなんかもできるし。
問題は人間側に押し寄せる。特に私。
掃除がやたら大変なのだ。毛が絡んでて多分取り切れてないし、あとは…。猫ってさ、吐く生き物なんですわ。
カーペットの上にも容赦無く吐くんですわ。


もううちの床には猫の吐いた跡がいっぱい。そりゃぁ渾身の力で拭き取りますけど、ツルツルの床のようにはいかないものよ。
その度に思う…あの時フローリングを推しておけば、と。
まぁ、今更な話なので今はできるだけ「猫が出すもの、こぼすもの」は床に着弾する前に食い止めたい!と思っている。
例えその受け皿が自分の素手であっても、取り切れない床掃除よりはいい。
でも正直「あぁ〜…」とはなる。
愛あればこその行為ではあるが、素手に生温かいものが乗るとそりゃぁ「おぉ………っふ」と変な感情にもなる。
人間力が試されていると毎度思うよ。
とは言え出会うのはもっぱら吐いた後の状態なので、いつでも受け止める!という覚悟はあるけど大体掃除するに至っている。
宝くじでも当たったらまずは床をフローリングにしたいよなぁ…と思いながら、何かを諦めて猫と暮らしている。
