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課金ホームラン

大富豪、西園寺金高は考えた。内戦に苦しむ国々の子供たちを援助するいい方法はないものか。ただの寄付ではなく世界を巻き込んで盛り上がる方法で。そうだ、今は世界規模の野球トーナメントが大盛り上がり。ホームラン一本に対して一億円を課金しよう!その支払額はすべて内戦地に寄付する。選手たちのモチベーションも上がるし、助け合いの機運も高まるに違いない、と。

ところが試合が幕を開けてみると、なかなかホームランがでない。ホームランバッターの玉も、短島も、ベーブリースも次々ヒットを放つも、課金がからむと緊張したのだろうか・・・

観客の声援もむなしく、本塁打無しで試合は終了した。ところが試合後のインタビューで、西園寺はにこやかに答えた。
「ではプランBを発表する。実は選手たちのバット今日はいい音が出るものに変えてもらったのさ。⦅カキン!⦆という音がしたヒットには全部一億円課金するよ」
次の試合は大盛り上がりだったことは言うまでもない。

                おわり(426文字)

田原にかさんの企画に参加させてください。
ちょっとばかばかしいけど大真面目です。よろしくお願いいたします。

課金いう言葉、現在では「ガチャに課金した」というように
支払う、という意味で使われていて、それも認められているとのことで
このお話のように使いました。


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