見出し画像

価値観、経験、覚悟を動員し自分で決める

飾らず素直に本を読んだ感想を、自分の立ち位置でもある水道視点で書いてみようと思います。

AI時代に不可欠な力 知性大全:サンクチュアリ出版

読んだ本は「AI時代に不可欠な力『知性大全』」です。
著者はアウトプット大全で多くの方に知られている 精神科医 樺沢紫苑 氏でサンクチュアリ出版から2026年8月5日に発売された書籍になります。
https://amzn.to/4ib2lGX

なぜ、「知性」なのか。それは自分で考え、選択し、行動するという人間自身の判断が必要だからなのかと思います。

私が思う最も簡単な方法は、外に行きそこで得た情報を人に教えるという行動では無いでしょうか。
Chapter2の22 外の世界を見る
ここでは、SNSや検索エンジンユーザーの興味がある情報が流れてきます。自分の見たい情報しか届かないと、他の視点が見えなくなる「フィルターバブル」に陥ると書かれています。

「新しい情報を得るには他の自治体に行って聞いてくるといい」と私はよく部下たちに話していました。話していましたというのは、職場を退職し離れるからです。

現場に行くことの大切さを部下に伝えてきた私自身も、今、新たな現場へと踏み出そうとしています。

中に閉じこもって情報を探しても、得たい情報は限られます。一方で、現場に行けばリアルで得たい情報やそれ以外のものも視野に入ります。簡単なのは現場に行くこと、自らが足を運ぶこと。受け身の姿勢では得られない、大きなものを得ることができます。

例えば、展示会も同じです。私は上水道専門ですが、治水対策や下水処理、環境対策などの展示会やセミナーにも参加します。なぜなら、上水道分野では得られない情報が得られ、その分野の技術を自分たちの施設に取り入れることができることが多いからです。

今までの似たような情報ばかり集めるよりも、こうした違う分野の情報を集めてみると、案外気づけなかった部分に視点を当てることもできます。あえていうならば視座が高くなるというのでしょうか。

上水道分野だけでなく、インフラという視野で見ることで一段も二段も高い位置から物事を見ることができます。

今この文章を読んでくださっているあなたの職業はどんな職業でしょうか。自分の専門職から少し離れた分野を見てみると、知らなかったことは多いと思います。

例えば、食品加工にしても粘り気があるような材料を混ぜて、それをポンプを使って製造ラインへ送り出す機械があります。そのポンプだって、混ぜた材料が途中で詰まりやすかったら故障が多く製造ラインもスムーズに行きません。同じく、水道分野では活性炭をポンプで送り出し水道水になる前の水に投入していきます。しかし、活性炭は液体では無いので非常に詰まりやすい。その詰まりやすいのをなんとかできないか。と他の分野を探してみれば、食品分野で使われているポンプが応用することだってできます。

本書のこの項目では「通常見ているニュースサイトやSNS以外の、違う立場や違う国、違う分野のメディアを意図的にフォローしましょう」と書かれています。つまり、リアルでも同じことなんです。

違う分野を見てみると、当然ながら自分の分野とは真逆の意見も出てきます。それを「否」と捉えず、「そういう意見もあるんだね」くらいのおおらかな気持ちで包み込んでいくことも大切です。

しかし、情報をたくさん集めて持っていても、それを結果につなげられない人は、真に「知性が高い」とはいえません。とも本書には書かれています。

知性を高めるためにも、その情報という「水」を脳内の配水池に滞留させたままではなく、教えるという行動に変えてポンプで送り出していくことが大切です。水道水も滞留時間が増えると消毒効果も薄まっていきます。情報も同じく、時間が経てば経つほど古くなって使われなくなっていくことも多いです。ぜひ新鮮なうちに使っていきましょう。

そして、本書で一番最初に目についた部分。
Chapter4の63 人生を選ぶ
価値観、経験、覚悟を動員し自分で決める

この項目にもあるように、最後はAIでもなく、他人でもなく、自分で決めるということです。

なぜ一番最初に目についた部分なのかというと、偶然にもこのページに読者アンケートハガキが差し込んであったため、パラパラめくったときに真っ先に目についたのがこの部分でした。

これが偶然かというと不思議なもので、必然なような気もします。私も最近覚悟を決め自分の人生を選ぶことで、30年以上積み重ねてきたキャリアを捨てました。しかし、捨てた以上に得られることは大きかったです。何かを得るには何かを捨てることが求められます。まさに人生の決断でした。抜け毛も半端ないくらいストレスを抱える毎日でした。その最中に、本書に巡り会えたことで心の支えになったことは間違いありません。

まだ1回しか読んでいませんが、本書を使い倒し、覚悟を決めた新しい人生で一つずつ役立てていきます。

本書との出会いに感謝です。

最後までお読みいただき、心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。

いいなと思ったら応援しよう!