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組織のカルト化を防ぐ「布薩(ふさつ)」という自浄システム。

組織が大きくなったり、プロジェクトが波に乗ってくると、密かに忍び寄る「罠」があります。

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それは、組織のカルト化です。

トップの意見に誰一人反論できなくなる。
「これを言ったらマズいのでは…」という空気が充満する。
裏のタブーが存在し、身内だけで固まって異論を排除する。

(どんなに優秀なチームでも、意識的な自浄作用がなければこの罠にハマります。)

そんな組織の病理を防ぐヒントが、2,500年続く仏教の集団運営にありました。

それが「布薩(ふさつ)」という仕組みです。

布薩とは、定期的に全員が集まり、自らの行動や判断を振り返り、過ちや失敗をオープンにして清算する儀式のこと。

これを現代の経営やチーム運営に応用すると、驚くほどの自浄作用を発揮します。

ポイントは3つ。

1. 意図的・計画的に「振り返り」の時間をスケジューリングする
2. 社長やリーダー含め、例外なく全員が自己反省・開示を行う
3. 我が社において絶対にやってはならない「絶対的タブー」を明示する

特に「リーダーが率先して自分の失敗や判断ミスを自己開示する」ことが重要です。

トップが失敗を隠さず、フラットに反省する姿を見せることで、チーム内に「腹蔵のない心理的安全性」が生まれます。

「答えを教え込むリーダー」ではなく、「本質的な問いを生み出すリーダー」へ。

健全なチームを作るには、ノウハウよりも、まずこの「自浄のための仕組み」を持つことが不可欠だと確信しています。

ではまた。 森本。

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