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lahainanoon
「質問される側」から「一緒に悩む側」に立ち位置を変えた日
ビジネスの相談を受けたり、クライアントと接するとき。
「自分は専門家だから、正解を教えてあげなきゃいけない」
そうやって肩に力が入っていませんか?
かつての私も、まさにそうでした。
24年間のコーチングやコンサルの現場で、「何か良いアドバイスをしなければ」「完璧な答えを出さなければ」と、ずっと「教える先生」のポジションを守ろうとしていたんです。
でも、そうやって「質問される側(先生)」に居続けると、二つの問題が起きます。
一つは、クライアントが「答えをもらうこと」に慣れてしまい、自分で考えなくなること。
もう一つは、自分自身が答えを出し続けなければいけないプレッシャーで擦り減っていくことです。(w)
ある日、どうしても一筋縄ではいかない複雑なプロジェクトに直面したとき、私は思い切って「先生の仮面」を脱ぎ捨ててみました。
「正直、この問題の正解は私にも分かりません。でも、一緒に頭を抱えて考え抜くことはできます。対面に向かい合って教えるんじゃなくて、テーブルの同じ側に座って、一緒に画面を覗き込みませんか?」
そう伝えた瞬間、場の空気がガラリと変わったんです。
相手は「あ、この人は自分と一緒に戦ってくれる仲間なんだ」と感じてくれ、こちらが教える以上の素晴らしいアイデアを相手自身が思いつき始めました。
専門家とは、「答えを持っている人」ではありません。
「適切な問いを立てて、一緒に課題に向き合える人」のことです。
教えるのをやめて、指揮者(コンダクター)として横に並ぶ。
たったそれだけで、相手の自走力は何倍にも跳ね上がります。
ではまた。 森本。
