「凄そうな言葉」を盛るのをやめたら、信頼が残った話
自分のサービスや提案を説明するとき、私たちは無意識のうちに「強そうな言葉」で飾り立てたくなるものです。
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「〇〇を完全に私に委ねてください」
「業界唯一の革新的なメソッドです」
(言っている側は頼もしさをアピールしているつもりでも、聞いている側はどこか引っかかりを覚える。)
先日、あるプロジェクトのセミナー資料を見直していたときのことです。
構成案の中に「現場の人事を私にゆだねてください」というフレーズがありました。
悪気はないし、強いコミットメントを示そうとした言葉だったのですが、読み返した瞬間に違和感が走りました。
「これは、相手からすれば『コントロールされる』という恐怖を感じるかもしれないな」
(即座に、その言葉を削ぎ落としました。)
提案やオファーをするとき、大げさな予防線を張ったり、自分を大きく見せる言葉を盛り込んだりすると、かえって相手の不信感を誘います。
「1万円の有料相談ですが、誤解しないでくださいね…」といった言い訳のような予防線も、実は買い手の心理的ハードルを上げる原因になります。
本当に価値のある提案なら、言葉を装飾する必要はありません。
「私たちはこういう課題を解決できます。ご興味があれば気軽にお声がけください」
これくらいストレートでシンプルな提示の方が、相手も安心して一歩を踏み出せます。
アライアンス(JV)の交渉でも、パートナーに対して難しい専門用語や大げさな期待感を煽る言葉は不要です。
削ぎ落とした先に残る、シンプルで飾らない言葉こそが、長く続く本物の信頼を作ります。
盛るのをやめた瞬間、ビジネスは驚くほど軽やかになるのです。
ではまた。 森本。
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