プロフェッショナルが「ボランティア紹介」をやめるべき理由
「森本さん、いい動画編集の人、紹介してくれませんか?」
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先日、そんな相談を受けました。
私自身、何人かの素晴らしいプロフェッショナルと繋がっています。
だから、その場で「あ、いいですよ。紹介しますね」と繋ぐことは、とても簡単なことでした。
実際、昔の私なら、何の疑問も持たずにその場で右から左へと紹介していたと思います。
「いい人を紹介して喜んでもらえた」
そんな、ちょっとした自己満足を胸に抱きながら。
しかし、今の私はそれをやりません。
紹介するなら、単なるボランティア(紹介)ではなく、必ず「ジョイントベンチャー(JV)」としての協業方針を設計した上で繋ぐようにしています。
(決して、紹介料が欲しいからというケチな話ではありませんww)
なぜなら、プロとしての「商業的敬意」を欠いたボランティア紹介は、長期的には誰のためにもならないからです。
最悪の場合、それは「貢献」という名の「搾取」へと形を変えてしまいます。
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ボランティアで誰かを紹介するとき、そこには「責任」も「対価」も生まれません。
「紹介してもらったから、とりあえず使ってみるか」という緩い動機と、
「紹介してもらった手前、断りづらいな」という無言のプレッシャーだけが漂います。
これでは、せっかくのプロフェッショナルの技術が、安売りされてしまう温床になりかねません。
紹介した側は親切のつもりでも、結果的に紹介された相手の貴重なアセットを、曖昧な関係性の中に沈めてしまうことになるのです。
だからこそ、私はお互いのアセットを繋ぎ、その先にいる顧客への価値提供を最大化する「仕組み(楽譜)」としてJVを設計します。
単なる「業者紹介」ではなく、お互いが対等なパートナーとして、どのような割合で成果をシェアし、どうやって事業資産として自走させていくか。
この設計図が初期段階でカチッと合意できていてこそ、初めて関係性は持続可能なものになります。
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福祉や支援系の事業であっても、この原則は全く同じです。
むしろ、社会貢献性が高い事業だからこそ、「適正な利益を出して自走できるビジネスモデル」が絶対に必要になります。
寄付や行政の補助金に依存した構造は、外部のルール(OS)が変われば一瞬で崩壊します。
お互いの強みを繋ぎ合わせ、商業的敬意を払って自走する。
これこそが、私が目指している「シェアフォワード(共創)」の形です。
あなたの「良かれと思ってやった紹介」が、誰かをすり減らす搾取になっていないでしょうか。
プロとして相手を尊重するなら、親切な紹介の前に、まず持続可能な「仕組み」をデザインしたいですね。
ではまた。
森本。
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